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平成26年第2回定例会(6月20日)

等々力プールが検証されることとなり、今までの私がした質問要望、そして答弁を振り返ってみようと思います。

 

質問:(1)屋外プールに関連して、視点を災害対策の観点から伺っていきます。中原区民の方から、屋外プールについて何か聞いているか、屋外プールとは市民にとってどういう存在か中原区長に伺う。(2)このプールを消防水利として災害時に考えているか伺う。(3)仮に災害時にこのプールを水利として利用した場合、どのくらいの放水時間が可能なのか伺う。(4)非常に有効な災害対策と考えられます。中原消防所には、直径15センチの大型ポンプを備える消防車が配備されている。このポンプ車を使っての放水または送水時間も理論上では5時間可能。総延長が1.8キロメートルと武蔵小杉駅または武蔵中原駅までカバーできる能力を持っている。市長にはこれからも様々視点で提案させていただきます。最近のろ過システムは非常に向上している。多摩川やプールの水であったり、膜ろ過装置を使えば、プールに関しては1,200トンもの飲み水が利用出来ると考えられる。災害はいつ起こるかわからない。イベント開催時等に起きるとも想定はできる。ただプールを残すということだけではなく、災害時においても非常に有効だということ、市長に理解をいただけましたでしょうか。改め見解を伺う。

 

答弁:(1)屋外プールの代替措置に関する請願が本市議会に提出され、まちづくり委員会で趣旨採択されているが、区民の方々からの要望については、特段屋外プールの廃止についての意見はいただいていない。屋外プールの存在について、市民の皆様にとって、長年等々力緑地にある施設として、夏は子供の歓声が響き、また、中原区としても、フロンターレなどと共催したエコ暮らしこフェアなどの環境事業にも利用している。区民の皆様に親しまれている施設と考えている。(2)消防水利としては、指定していないが、広域断水時や地震被害により消火栓が使用不能となった場合など、緊急やむを得ない状況であった場合には、消防団が使用する小型動力ポンプなどの水源としては有効なものであると考えている。(3)消防団の小型動力ポンプ1台を使用し、毎分500リットルで放水した場合、約40時間の放水が可能。(4)プールもその選択肢の一つだとは思うが、一方で、近くには多摩川や池というものも存在している。その選択肢のうちの一つだなとは考えている。

 

最後に要望として、

池という話もあったが、池は浚渫がされていない。ポンプが詰まってしまう状況もある。浚渫が終わらない限り、まだ池の水は利用可能ではないと思う。また、多摩川とプールの距離も若干のズレがあり、その分が武蔵小杉駅、武蔵中原駅までのカバーの距離という差も出てくるので、そこも検討していただきたいと思う。区長は特段聞いてないと答弁されたが、私は少なからず、工事には理解するが、改めて屋外プールをつくってくれとたびたび要望をいただいている。市長も区民車座集会を開いているので、屋外プールに対しての意見というものを提案されてみはいかがでしょうか。市民の皆様の意見をもっと聞いていただけるよう要望いたします。

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川崎市議会議員〈中原区〉

原 典之

はら のりゆき

原典之

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