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議会改革検討委員会視察結果

昨日も、川崎市には、大雨・洪水・土砂災害警報が出されました。夕方には、解除になりましたが、水分を含んでいる斜面の近くにお住いの方は、今後も注意をして下さい。

さて、昨日は、議会改革検討委員会にて視察を行いました。
秦野市議会では、平成23年に議会での基本条例が制定をされ、同年9月に議会活性化特別委員会が設置をされました。
基本条例に、市民に対する積極的な情報公開を行なっていくと謳っており、翌年には、議会活性化特別小委員会も加えて設置をされ、集中的に議論出来る場が出来たと。

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平成28年までに、5回の議会報告会がなされました。
開催に伴い、
・議員の費用弁償は無し
・開催に伴う費用は、会派毎に按分し支払う
・その他、チラシ印刷代郵送費は議会費負担
でありました。
過去5回の主なテーマは、
・議員定数削減について
・予算、決算について
・子育てについて
・地方創生(市民が出来る事)について
・東名高速道路及び国道246号線バイパス整備について
等が、行われ今年は9月に開催予定。
原則として、会派を超えた議会議員としての立場での参加であり、個人や会派の考えを述べる場ではなく、求められた場合は、個人的見解程度に留めるとありました。
内容の公開に対しては、担当議員が取りまとめをし、市ホームページにて掲載。
アンケート結果を見ますと、回を重ねる毎に、賛同若しくは前向きな意見が多く、市民と議員との距離が縮まっていると感じました。議員それぞれにおいて、地元や後援会には行なっておりますが、様々な考えを持つ方々に対して行う事は、双方において、見えなかった一面が見えるのかなとも感じました。
懸念とすれば、毎回参加人数が、平均47人と、少ないと言った所で、費用対効果や周知度に対してクリアしなければならない課題がありました。
尚、会議中に出していただいた水は、日本一美味しい水と紹介されました。

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お昼を小田原水産市場でとったのちに、小田原市役所にての視察を行いました。

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平成25年に、議会基本条例の施行後、2年間議論を重ね、広報広聴の機能充実強化を図る為に、議会広報広聴常任委員会が設置され、この間も議会報告会が開かれておりました。

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こちらも平成25年から年2回行なっており、秦野市より少し上回る動員数では、ありましたがまだまだ検討の余地があるかと。
平成28年には、小田原市議会シンポジウムが開かれ、幅広い世代の方々が来る実績となっておりました。これは、通常の報告会に加え、南足柄市との共催で行なったと。今後の合併に対してのないよでもあったと伺いました。
開催さありきではなく、何を目的として行うかといった姿勢でして、必ずしも毎年行うかは定かではないが、忌憚無くお話ができ、当初あったトラブルが減ってきたと。

今回の視察を受けて、問題点も幾つかありました。
・毎回の参加人数が少ない
・費用対効果が少ない
・参加するメンバーがほぼ同じ
・報告会なのだか、政治論争の場になる
・参加者個人の政治的見解を求められる
等、ハードルは高いと思います。
今後、何が開かれた議会になるのかしっかり議論を重ねたいと思います。

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川崎市議会議員〈中原区〉

原 典之

はら のりゆき

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