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日本理化学工業に視察にお伺いしました/お土産にキットパス。

本日は、日本理化学工業に超党派の議員・民間あわせて10名で、視察にお伺いしました。地方議員、NPO法人 カラーユニバーサルデザイン機構 正副理事長、株式会社エスプールプラス 社長・事業本部リーダーの方々というメンバーです。


株式会社エスプールプラスは、「一人でも多くの障害者雇用を創出し社会に貢献する」を経営理念に、働きたいけれど働けない障がい者と、雇用したいけれど雇用できない企業の橋渡しに取り組んでいる会社です。本日は、和田一紀 社長 執行役員とゆっくりお話をさせて頂きました。「農業を通じた障害者雇用」は、大変興味のある取り組みであります。


閑話休題。

本日の視察においては、日本理化学工業の大山隆久社長にお話しを伺い、施設のご案内を頂きました。全行程2時間を超えるしっかりとした視察・現地調査となりました。


日本理化学工業は、川崎と北海道美唄工場を合わせて、社員86人で、学校で使うチョーク市場の国内シェア50%以上のトップメーカーとなっています。昭和35年以来約半世紀にわたり、知的障がいを持つ社員の雇用を続けています。全社員86名中、64名が知的障害を持ち、その上半数以上がIQ40以下の重度の障害者です。全員が正社員で、製造部門は知的障害者が主力となっています。


障害者雇用の助成金制度が出来る4年も前に、重度障害者多数雇用モデル工場の融資制度を活用し川崎工場を建設。ジョブコーチ制度もなかったなか、地域の最低賃金を払いつつ、トップメーカーに成長、重度の障害者達でも企業の貴重な労働力となることを実証してきた会社です。


来週には、県政調査に宮城県・山形県にお伺いしますが、今回の主な調査項目は、障害者施策についてです。百聞は一見に如かず、本日の視察は、大変勉強になりました。


【写真】: 日本理化学工業に視察にお伺いしました/お土産にキットパス。

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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

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