7月6日の予算委員会での私の質問を受けて、様々な方から反響を頂いています。7月10日の県議会最終日までしっかりと取り組んで参ります。
私の予算委員会の黒岩知事の答弁が、議会全体の津久井やまゆり園・かながわ共同会の在り方・方針に対して、「大きく影響を与えた」「さとうさんの予算委員会の質疑も、かなり効いているのでは 」といった意見が各方面から届いています。 (昨夜の厚生常任委員会においての各会派の意見発表の中での津久井やまゆり園・神奈川共同会に対しての部分についての意見・主張についても、文字おこしを現在確認しています。)
【予算委員会の私の質問(津久井やまゆり園・神奈川共同会)に対しての黒岩知事答弁メモ】
・答弁については、(私としては)もう少し踏み込んで頂きたいものでしたが、限界まで頑張って頂いた形跡は見えました。相当、バランス(3/18の合意を、1ミリも超えないこと)を気にしている感じです。
・「(知事)今後もひきつづき、津久井やまゆり園の支援の検証を行うとともに、対象を、他の県立障害者支援施設まで拡大そしてまいります」 → 「県立6つ全部やる中に、津久井やまゆり園もある」ではなく、「津久井はきちんと検証を行い、全部に拡大する」という答弁なので、価値があると思います。
・「(知事)この検討部会は支援の検証をもとに、虐待ゼロの実現を目指し、利用者目線に立った新しい障害福祉のあり方を検討していきます」→ 「実際に虐待があるから、虐待ゼロを目指す」ということを明確に示しました。
・「検証委員会における検証結果は、中間報告として県に提出され、その中では、長時間にわたる居室施錠など、虐待が疑われる事案が指摘されました」→ 虐待を疑った主体が、(検証委員会)なのか、(検証委員会&県)なのか、は不明瞭ですが、これで、虐待を疑っていることが、議会答弁に残りました→ ということは、「疑った主体に、虐待通報の義務が生じている」ことを、県が認めたことになります→ 「勝手に検証委員会が疑っている」というのではなく、義務に対する認識が一段階、上がったことになると認識しています。
/昨日の常任委員会意見発表(委員会討論)→ やまゆり園事件などについては所管外なので、ここでは触れていません。
(意見発表原稿)国際文化スポーツ常任委員会7月7日