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薬物依存性の現状及び対策勉強会

おはようございます。


昨日は、川崎市議会議場において、議員研修会が開かれました。



「若年層における薬物依存性の現状及び対策について」が議題で、国立精神・神経医療研究センターの精神保健研究所 薬物依存研究部長の松本俊彦先生を講師にお招きしての勉強会でした。






薬物対策として、以前から川崎市とはお付き合いがあるそうで、取組内容には大変勉強になりました。

覚せい剤で検挙された方の約半数が、再犯しているのが現状ですが、その方々への薬物依存性への適合検査をした結果、依存症と判断されたのは15%程度だったと。

だとすれば、何が再び覚せい剤に手を出してしまうのか?

キーワードは、「孤立」でした。


始めたきっかけは、子供の頃の様々な環境でもあり、再犯のきっかけは孤立。

その対応は、コミュニケーションだと講義であり、必ず誰かと繋がる環境作りが重要だと。

後半には、若者のカフェイン大量摂取も問題化していると。
市販薬や栄養ドリンク等が気軽に入手が出来る事により、過剰に摂取した方の救急搬送や死亡事例がここ数年で急増しているとも。

講師からの最後の言葉は、もし近くに薬物依存性の方がいても、ただ排除する事を考えずに地域で支え合おうと言う気持ちになって欲しいと。
直ぐに受け入れられるとは思いませんが、何が出来るかを考えさせられました。

今回の講義は、大変勉強になる機会をいただきました。
今後の課題にして参りたいと思います。


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川崎市議会議員〈中原区〉

原 典之

はら のりゆき

原典之

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