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厚木市消防団歳末特別警戒見廻り/市内担当エリアをマイクで呼びかけをさせて頂いています/毎日新聞「幽霊消防団員」記事に関しての私見

12月27日から、厚木市消防団 歳末特別警戒見廻りが全市的に行われています。私も連日、現場に入り、歳末特別警戒見廻りに参加しています。
数日前の毎日新聞に「幽霊消防団員」とする特集記事があり、この問題は連載されているようです。私の所属する部に幽霊消防団員はいませんが、これまでも不活発な団員がいたことは否めません。また、かなり前より団会計は団員全員に公開されていますし、金銭面においても透明性の維持に努めてきた経緯もあります。以下に引用した部分の前半は事実ですが、後段の部分は、問題を一般化していることに違和感を感じますし、まじめに活動している消防団員に対しては、極めて失礼な物言いであると強く思います。


(以下、記事より引用)『近年は集中豪雨などの災害が多発化。それでも危機的な財政状況の下、消防署などの「公助」(常備消防)にかける予算は大きく増やせない。「共助」の担い手である消防団が果たす役割は今後さらに大きくなっていく。政府は団員の減少を深刻に捉えており、団員確保に全力を挙げる構えだ。だが、処遇改善や負担軽減策だけでは問題は解決しない。ブラックボックスのような消防団に流れるお金の流れを透明化することなしに、共助の担い手は集まらないだろう。』


過日(10月20日)も所管地域で大きな火災があり、私たち消防団員も消防職員と共に消火活動にあたりました。テレビカメラが入り、各テレビ局がニュースに流した比較的大規模な火災でした。消防団員の消火活動は、交通整理的な認識しか持たない記者さんも多いかもしれませんが、少なくとも私の地元では、火災時には実際にホースをもって、また、水理から水を取り、ポンプを動かして消火活動をしています。消火活動の補佐に留まらず、消火活動も行います。記事全体から、受ける印象も消防団員に対してのリスペクトというか、最低限の経緯というものも感じられないことについても、残念に思っています。ただ、ご指摘を受けた課題については、私の所属する部には存在しませんが、そうした状況にある部や団においては、解消に向けた取組みが必要であるということは、論を待ちませんので念のため。


/厚木市消防団歳末特別警戒は、毎年12月27日から31日大晦日まで、毎晩(19時から21時までの2時間程度)行われます。私も毎年、消防自動車に乗り込み、マイクを持って警戒見回りをさせて頂きます。私が消防団員として所属する第一分団第三部の担当区域は、厚木中学校、厚木市役所(本庁・第二庁舎)、厚木商工会議所、厚木郵便局、イトーヨーカドー、本厚木駅(北口から東口)、厚木サティ、厚木神社等を含む中心市街地のエリアです。大型商業施設も多い地域です。


私も毎年、市内担当エリアをマイクで呼びかけをさせて頂いています。
慌しい年の瀬を迎え、火の取り扱いも疎かになりがちです。暖房器具や調理器具など、火気取り扱い製品のご使用にあたっては、正しい使用と消し忘れなどないようお取り扱い下さい。また、お休み前やお出かけの前など、戸締りと併せてもう一度、火の元のご確認をお願いします。


・厚木市消防団歳末特別警戒見廻り(さとう知一)


※ 以下は昨年の写真です。

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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

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