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国会リポート vol.431(2021年10月18日)

 このたびの衆議院選挙では、皆さんのお力添えを頂いたにも関わらず、小選挙区での当選を果たせなかったことは、ひとえに私の不徳の致すところです。この結果を厳粛に受けとめ、頂いた12万4,595票の重みを胸に議員として活動して参ります。私が議員として、取り組むべきは皆様の不安と不満に寄り添い、想いを共有して対応策をお示しすることです。


 具体的には、


❶コロナに対しては


①12月から始まるワクチン接種体制を確保、進展させる。


②抗体カクテル療法や経口治療薬で罹患者を迅速に回復させ重症化させない。


③万が一悪化しても入院不安を解消する安心出来る体制を敷く。病床確保と医療従事者確保を予算措置を含め充実し病床不安を払拭する。


 


❷ウィズコロナ政策。


①コロナを抑えつつ経済を回して行く。ワクチン接種電子証明書(ワクチンパスポート)を活用し各種経済活動を再開する。Go Toキャンペーンも再開。接種を受けられない人には無料のPCR検査による陰性証明で、経済活動に参加する道を開く。


②各種支援金の延長・拡充措置を補正予算で確保する。


③18歳以下の子どもに所得制限をかけつつ、給付措置を行う。


 


❸新しい資本主義の構築。成長と分配の好循環を実現する。砂に水を撒くようなバラまき分配政策ではない、若者も将来分配を受けられるよう、投資的分配政策を行う。


①労働分配率を引き上げ、賃金引き上げを誘導する簡素な法人税減税を行う。


②人材のスキルアップ投資を行い、デジタルトランスフォーメーションに対応するための人材育成投資支援策を抜本的に強化する。


③企業自身の新たなイノベーションのための、研究開発政策を拡大する。


 


❹そのために


①大学を改革し、経営という理念を持たせ経営部門を設置し、研究そのものを始めとするアセット(大学が持っている資産)をフル活用するという体制を作る。(現在進行中)


②国立大学、国立研究所14万人の研究者の研究をシーズとしてデータベース化する。(完成)


③大学の若手研究者、博士課程学生及び大学の研究支援のための10兆円運用基金を組成する。(今期、補正で完成)


④大学、官界、産業界がイノベーションの創出について議論する集い、大学支援フォーラムPEAKSを組織する。(完成)


 


❺世界へデビューするベンチャー、スタート・アップエコシステムの実践の場として、東京シリコンバレーを設置する。(構想進行中)


 

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衆議院議員〈比例代表 南関東ブロック〉

甘利 明

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