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函館旅行3日目(最終日)は、重要文化財 旧函館区公会堂、函館市旧イギリス領事館(開港記念館)、道の駅 なないろ・ななえ/朝まで大雨警報(土砂・浸水害)・洪水警報

函館旅行3日目(8月9日最終日)は、重要文化財 旧函館区公会堂、函館市旧イギリス領事館(開港記念館)、道の駅 なないろ・ななえ 等を見てまわりました。前日夜から未明にかけては、函館市での宿泊エリア隣では、避難指示も出されました。大雨警報(土砂・浸水害)、洪水警報が午前5時37分に解除され,発令していた「避難指示」も解除されました。

閑話休題。3日目に廻った施設は、どこも素晴らしかったですが、特に重要文化財 旧函館区公会堂は、圧巻でした。旧函館区公会堂は、明治40年(1907)8月の大火により、町会所・商業会議所が焼失してしまったため、住民の集会所・商業会議所の事務所として明治43年(1910)9月に竣工されました。この時、住民有志による「公会堂建設協議会」が発足されますが、大火後であったこともあり、寄付金が当時の金額で数千円しか集まりませんでした。そこで、当時の豪商「相馬哲平」氏へ相談をした結果、5万円の寄付があり、約5万8千円で建築することができました。(設計は函館区技手小西朝次郎、監督は函館区技手渋谷源吉、請負は函館区民の村木甚三郎)大正12年(1923)に商業会議所の事務所が移転したのち、演奏会や展示会の会場など広く函館市民に利用されました。また、明治44年(1911)に皇太子殿下(後の大正天皇)が北海道行啓の際の宿泊所として、大正11年(1922)に摂政宮殿下(後の昭和天皇)、平成元年(1989)には当時の天皇皇后両陛下の北海道行啓時にも使用されました。
①西洋スタイルを日本の技術で表現した、明治洋風木造建築の代表的なものです。
②コロニアルスタイル(正面から見て左右対称形で左右に切妻破風飾。コリント様式の円柱で支えられたバルコニー。屋根裏窓)
③桟瓦葺木造2階建。建築意匠や建築技術にすぐれた特徴があります。
昭和49年(1974)、国の重要文化財の指定を受け、昭和55年(1980)から3年間4億円で修復工事が行われ、昭和58年(1983)から一般公開されております。

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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

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