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令和6年度神奈川県戦没者追悼式/ロケ/青森のフィナンシェとリンゴ羊羹

本日午後、「令和6年度 神奈川県戦没者追悼式」が神奈川県民ホールにて執り行われました。
神奈川県では、本県関係の5万8千余名の戦没者の方々を追悼するとともに、平和への決意を新たにするため、昭和27年5月から、戦没者追悼式を実施しております。また、この追悼式において、戦没者遺族の援護に功労のあった方々の表彰(戦没者遺族援護功労者表彰)を併せて行っています。私も県議会議員就任時より、神奈川県戦没者追悼式にお伺いしております。

/私の祖父は、トラック島で終戦を迎えて、帰還兵として帰国しました。私は、おじいちゃん子として育ちましたが、やはり、戦争体験を一度も聞いたことはありません。私の幼いころ、終戦の日を迎えるこの時期、私の家に祖父の戦友が集まり、車座になって献杯をしていました。酒の飲めない祖父も、この時だけは、日本酒に砂糖を入れて流し込むように 戦争で亡くなった仲間たちへ献杯し、その後も帰還兵の戦友たちと、酒を酌み交わしていました。
祖父は、私が小学生の時に亡くなりました。祖父が私に現地での体験・戦争体験を語るには、私は幼すぎました。祖父から、戦争体験を聞かせてもらいたかったと少し残念に思っています。私の祖父は、小鮎地区古沢で生まれ育ち、トラック島で終戦を迎えその後、日本へ帰国した帰還兵でありました。日本軍も見放したほど激しい戦闘が繰り返された地で、戦争を戦いました。先の大戦が終わりを告げ79年の歳月が流れ、戦争体験の風化が危惧されています。また、世界に目を転じればテロや紛争が後を絶ちません。先の大戦で亡くなられた英霊に鎮魂の意を表しますと共に、日本を平和な国として保ち、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、共存できるよう努力して参ります。

神奈川県庁周辺では、テレビか、映画かわかりませんが、撮影が行われていました。詳細は不明です。
その後、控え室で議会に向けての各種打ち合わせなど。先ほど差し入れ頂きました。青森のフィナンシェと羊羹、美味しかったです。

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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

さとう ともかず

佐藤知一

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