父の鰻/慶應連合三田会はオンライン参加(慶應義塾弁論部)
慶応義塾大学の卒業生OB・OG(塾員)で構成する「慶應連合三田会」は、本日(2024年)10月20日(日)9時から16時まで「慶應連合三田会大会2024」を慶応義塾大学日吉キャンパスで開催しました。
私は、慶應義塾弁論部エルゴー会(OBOG会)副会長として参加する予定でしたが、地元の公務が重なり今年は、オンラインでの参加となりました。“制限なし”のスタイルでは4年ぶり開催となった昨年の「慶應三田会大会」は私も現地参加をしましたが、今年はオンライン。オンライン上ではありましたが、先輩、後輩、現役学生達と交流でき、嬉しく思います。
また昨日は、私のもう一つの母校、早稲田大学のOBOG会「厚木稲門会」総会・記念式典・懇親会が、厚木市のレンブラントホテル厚木で開催されましたが、当初の予定から今年は欠席となりました。次回を楽しみにしています。
〜父の焼いた鰻〜
前日、鰻弁当を食べてSNSで叩かれた政治家がいらっしゃいました。
私の実家は料理屋で今は、実弟が後を継いでいます。父の代から鰻を提供するようになり今に至ります。平成元年に中心市街地から厚木市七沢に店舗を移転し、空気も美味しい地域のせいか、コロナ禍も売り上げを伸ばして営業しています。コロナ禍後も特に土日はお客様で溢れ、食の遅い子ども達もいることから、他のお客様にご迷惑をおかけしないように実家の料理を食べる時はテイクアウトをしています。もう、5、6年、家族揃って実家で食事はしていません。おかげさまで本日も大入り満員でした。
閑話休題。実弟が3代目を継いでいますが、父はまだ現役の職人として働いています。80歳を超えてもなお現役ですが、今年から、夜の部は他の職人に代わるようになりました。
花街の芸者置き屋(私が10歳になる頃に無くなりましたが、厚木には県内一の花街があり、私はその中心で生まれ育ちました)と料理屋を営む家に長男として生まれた私。跡継ぎとして育てられて、料理の道に進むべく偉い親方のもと修行にも出させて頂きましたが、一丁前になる前に政治の道に逃げ出した親不孝者です。たまに孫である子ども達、妻と共に親父の料理を楽しんでいます。父は数年前から引退を口にしていますが、いよいよ現役引退カウントダウンも現実となりつつあります。
父が捌いて焼いた鰻をいつまで食べられるのか。感慨もひとしおです。今日も美味しく頂きました。
早稲田大学大隈塾(さとう知一は第二期生)塾頭の田原総一朗さんは、齢90歳にして現役です。超高齢社会の中、父親と恩師、2人の現役高齢者の姿を間近に見ることが出来て私も幸せです。
2024年10月20日 22:50