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「政治とカネ」問題:時間が経てば国民は忘れる


「政治とカネ」問題:時間が経てば国民は忘れる

昨夜、愛甲石田駅にて多くの仲間と共に街頭活動を行いました。同時刻にはごとう祐一候補者が伊勢原駅で活動を行いました。今回の衆院選では、長年続く「政治とカネ」の問題が大きな争点となっております。

「政治とカネ問題とは?」

この問題は、自民党派閥による裏金事件に代表されます。自民党派閥が主催する政治資金パーティーで1枚約2万円のパーティー券が企業などに販売され、その収益が派閥の資金となります。

しかし、派閥に所属する国会議員は販売ノルマを課されており、ノルマを超えて売った分は派閥からキックバック(還流)される仕組みです。

このキックバック自体は違法ではありませんが、派閥も議員も政治資金収支報告書にその額を記載していなかったことが問題です。旧安倍派を含む3派閥で、計17億円もの不記載額が発覚しています。

「政治資金規正法に違反する不記載」

政治資金規正法では、すべての政治資金の授受は政治団体を通じて行い、収支報告書を通じて国民に開示することが義務付けられています。

しかし、この規定に従わず、裏金を作るために不記載が行われていたとされています。党の調査では、裏金が飲食費や車の購入費などに使われたとされていますが、その全貌は明らかにされていません。

「責任転嫁と説明責任の放棄」

自民党の調査で、現職議員82人の不記載が明らかになりましたが、検察は一部の議員のみを立件し、大多数の議員は罪に問われませんでした。

議員たちは「派閥の意向に従わざるを得なかった」「秘書がやったことだ」と釈明するなど、責任を他者に転嫁する発言が目立っています。また、多くの議員が国会での説明を拒んでおり、政界の自浄能力の欠如が浮き彫りになっています。

「石破政権の対応」

石破政権は世論の批判を受け、一部の裏金議員を衆院選で非公認にしましたが、事件の再調査には消極的です。裏金づくりがいつから始まり、どのように使われてきたのか、その真相は依然として闇に包まれています。

多くの議員が「時間が経てば国民は忘れる」と高を括っているようにも見えますが、私たちはこうした問題にこそ光を当て続け、政治改革を推進していく必要があります。

我々は、このような問題を有権者の皆様に分かりやすく伝え、関心を持ってもらうことが重要です。一人ひとりが政治に関心を持ち、声を上げることで、初めて改革は実現します。今後もこの問題を皆様にお伝えしていきます。

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伊勢原市議会議員

安藤 玄一

あんどう げんいち

安藤玄一

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