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食品リサイクル



相模原市にある、株式会社日本フードエコロジーセンターを、市議団で視察させていただきました。





関東近辺の、レストラン・スーパー・コンビニ・食品加工場等から、毎日50トン持ち込まれ、発酵等の過程を経て、豚用の液体飼料を作られておりました。




年間の食品ロス発生量約472万トンで、その内半分程度が、自治体での焼却処理をされております。

この飼料で育った豚は、味良し・低コレステロール・不飽和脂肪酸が豊富と、食べる側にも素晴らしい豚だそうです。




マヨネーズや天ぷらカスなどは、飼料に向かないので、別タンクで発酵しメタンガスから発電する視察もあり、約1000世帯分の発電をしておりました。




この素晴らしい循環型のシステムにも課題があり、
・液体なので遠方への運搬コストがかかる。
・ここに持ち込むよりも各自治体で焼却した方がコスト安なので、川崎からは殆ど持ち込まれない。
と、伺いました。

年間2万トン弱の処理能力なので、これから全国各地にこの施設を展開する事は、SDGsに大きく寄与すると考えます。
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川崎市議会議員〈中原区〉

原 典之

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