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黒岩祐治神奈川県知事へ「令和8年度予算・施策に関する要望書」を手交

黒岩祐治神奈川県知事へ「令和8年度予算・施策に関する要望書」を手交 ~県民の声をかたちに。未来の神奈川へ向けて~

日本維新の会神奈川県議会議員団は、本日(10月14日)、黒岩祐治神奈川県知事に対し、「令和8年度予算・施策に関する要望書(政策・制度要求と提言)」を正式に手交いたしました。
本要望書の取りまとめにあたっては、2025年7月から約1か月半にわたり、県内30市町村および延べ49の関係団体を対象にヒアリングを実施。地域の課題や現場の実情、そして次世代を見据えた提案など、多岐にわたる貴重なご意見をいただきました。
これらの声をもとに、政調会において内容を精査・集約し、具体的な施策提案として体系的に整理しました。提言書は、常任委員会別およびエリア別に構成され、医療・福祉・教育・防災・子育て支援・産業振興・環境政策など、県民生活に直結する課題を幅広く網羅しています。特に、人口減少社会への対応、災害への備え、子育て世代の負担軽減、地域産業の持続可能な発展など、現場の実感に根ざした政策を重視しています。
また、単なる要望の羅列にとどまらず、未来志向の制度設計やデジタル化の推進、行政運営の効率化、民間活力の活用など、神奈川の将来を見据えた改革的提案も盛り込みました。私たちは、来年度の予算編成や施策立案の過程において、これらの提言が具体的に反映されるよう、引き続き強く求めてまいります。
日本維新の会神奈川県議会議員団は、現場主義と実効性ある政策提言を活動の柱としています。県民の声を丁寧にすくい上げ、政策として実現する“架け橋”となることが、私たちの使命です。今後も、県民の皆さまにとって必要な改革を一歩ずつ具体的に進め、「未来に誇れる神奈川」を実現するため、会派一丸となって全力で取り組んでまいります。

要望書の主なポイント(5項目)
1.子育て・教育の充実と格差是正
学校給食費の無償化、教員不祥事防止策の強化、特別支援教育の充実、いじめ・不登校対策の強化を求める。教育現場のICT環境整備を進め、すべての子どもに公平な学びの機会を保障。
2.地域医療・福祉体制の強化
医療・介護・福祉人材の確保と育成、災害時の医療提供体制の整備、高齢者・障がい者の地域生活支援の充実を要望。特に中山間地域での医療アクセス確保を重視。
3.防災・減災と地域インフラ整備の推進
土砂災害警戒区域からの移転支援、老朽インフラの改修、県道64号・70号の早期整備などを求める。災害時の連携強化とデジタル防災体制の構築を提案。
4.地域経済・産業振興と人材育成
中小企業支援、観光・農林業振興、宮ケ瀬湖畔など地域資源を活かしたエリア活性化を推進。新技術・デジタル産業への人材育成支援を強化し、地域経済の持続的成長を図る。
5.環境・共生社会の実現
脱炭素社会の実現に向けた取組の推進と、外国人住民や多様な背景をもつ人々が安心して暮らせる共生環境づくりを要請。清川村の幼保小中一貫校整備支援など、持続可能な地域社会づくりを提案。

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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

さとう ともかず

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