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「民主党かながわクラブ県議団要望書」地域要望(案)作成 (さとう知一・厚木市分)

6月議会終了後の今年7月から民主党県議団の予算要望ヒアリングを行い、県内市町村長、団体代表、連合神奈川会長・役員等合計で、延べ100団体の皆様から県政課題に係わる要望事項を受けました。

今年も、厚木市を4つのメイン会場の一つに設定し、厚木市長を含む首長の方々と直接お会いし、ご提案や要望事項を頂戴しました。段ボール箱1杯ほどの資料・要望書を政調会を中心に取りまとめを頂き、昨年度、黒岩知事に提出した要望書に対する回答を逐次確認し、新たに推敲・作成をしています。


第一段階として、政調会取り纏め作業(終了済み)、次に8つある部会ごとに取り纏め、8月31日にとりまとめ会議(今年は民主党県連会議室)も終了しhした。私も民主党県議団・建設部会長として、夏休み中も休まず、政策と向き合いました。最終的には、政策調査会・役員会が取り纏め正式に「民主党かながわクラブ県議団要望書」として作成し、9月定例会に黒岩知事に提出をします。


部会ごとの要望取りまとめと団としての重点要望については、ほぼ取りまとめ作業が終了しました。建設部会の要望についても一つ一つの再確認作業が終了し、本日、政調会に提出しました。


これからは、個々の議員から地域要望の作成と提出が政調会に対して行われます。


本日、私が提出した厚木市の地域要望は、以下の通りです。小林常良市長他、厚木市から頂いた御要望を参考に作成してあります。

今後、政調会の審査を経て知事へ提出される「民主党かながわクラブ県議団要望書」に反映されることとなります。(全てが掲載されるとは限りません)


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地域要望アンケート(さとう知一案)


地域名: 厚木市


議員名: さとう知一


要望:


・厚木市中心市街地における環境浄化対策の強化と本厚木駅周辺の中心市街地に設置するスーパー防犯灯の復旧、又は再整備の検討をすること。


・厚木市内に、生徒が通学できる県立特別支援学校の分教室の設置を検討すること。


・ごみ処理広域化の実施主体として、厚木市・愛川町・清川村で構成する厚木愛甲環境施設組合に対し、施設整備に伴う循環型社会形成推進交付金確保に向けた指導・協力を行うこと。また、施設整備に向けた計画策定業務や環境影響評価に対する技術的な指導・助言などの支援を行うこと。


・神奈川県ニホンザル保護管理計画における被害防止対策の推進を積極的に行うこと。また、厚木市においては、市内(鳶尾群・煤ケ谷群・経ヶ岳群)に生息するサルの全頭捕獲を行うこと。


・相模川の水辺環境を生かした都市緑地として、相模川、中津川、小鮎川の三川合流地点上流部に対岸の海老名市側と併せ計画が進められている県立相模三川公園については、厚木市側の公園整備の実現が大幅に遅れている。人と自然が共生する都市環境の確保や人々の余暇空間の確保から整備が切に望まれるため、県立相模三川公園厚木市側の整備を進めること。


・相模川厚木市水辺拠点創出基本計画に必要となる河川基盤施設の整備を相模川・中津川河川整備計画に位置付け、本計画の策定に合わせ低水護岸整備を早期着手すること。


・相模川河川敷での樹林化対策の更なる推進を図ること。


・相模川三川合流点地区の水辺に親しむ環境改善に向けた河原の再生を図ること。


・浸水被害対策として、雨水の放流先である一級河川玉川、小鮎川及び荻野川において厚木公共下水道計画に基づく計画放流量が河川へ抑制されずに放流できるようすること。


・本厚木駅南口地区市街地再開発事業推進のため、引き続き現行補助制度における必要な財源確保支援、及び助言をおこなうこと


・東海道新幹線新駅(ツインシティ)とリニア中央新幹線新駅を結ぶ相模川以西への広域的な大量輸送が可能な公共交通機関の整備の必要性を「かながわ交通計画」に位置付け推進をはかること。


・多くの県民・市民が利用する本厚木駅の安心・安全を確保するため、国が定める協調補助の制度活用を図り、駅の耐震化を推進する必要があることから、鉄道駅の耐震事業に補助を実施する制度の創設と補助を推進すること。


・新東名高速道路、厚木秦野道路(一般国道246号バイパス)について、完成目標年度に遅延することなく事業展開を図り、積極的な予算確保を図ること。


特に、厚木秦野道路については、さがみ縦貫道路から(仮称)厚木北ICまでは事業化されているが、道路ネットワークのミッシングリンクを解消し、道路整備の効果を最大限発揮するためにも、全線を事業化し早期整備を図るよう国に働きかけること。


・周辺観光拠点等への円滑な交通の確保を図る上で、厚木秦野道路(仮称)森の里インターチェンジから県道64号(伊勢原津久井線)へのアクセス道路の県道整備(仮称・上古沢煤ヶ谷線)を早期に実現すること。


・国道129号の船子北谷交差点では、国道271号側道へ向かう右折車両が多く、右折車が右折レーン内に収まらず、右折待ち車両によって渋滞が発生している。右折レーンの延長を整備すること。


・国道412号「みはる野入口交差点」から愛川町との行政界までの区間については、歩道が狭隘であるとともに未整備の箇所もあり、地域からの発生交通量も増えていることから、歩行者の安全確保と車両の円滑な通行のため、拡幅と歩道整備の推進を図ること。また、「まつかげ台入口交差点」については、右折車線がないため、団地方面への右折車両により渋滞を来たしており、右折レーンを設置すること。


・厚木市の市街地を形成する上で重要な路線である県道43号(藤沢厚木)は、松枝交差点から中町交差点までの間は道路幅が狭く、歩道も未整備区間があり、朝夕の通勤通学時には、多数の市民が通行する上で危険な状態が続いている。道路拡幅及び歩道設置は地元の悲願であることから、早急な拡幅整備を図ること。


・県道601号(酒井金田)の歩道整備の未整備区間については、早期整備をはかること。また、元町交差点から市営プール前交差点までの歩道整備についても早期完成をはかること。


・県道43号及び601号は沿道の家屋が密集し、電線類を支える柱は通行に支障を来たしており、都市防災、良好な都市環境形成、交通安全、商業地域の活性化等の観点から電線類地中化の整備推進はかること。併せて、厚木市の行う電線類地中化事業についても、補助金の重点的配分を行うこと。


・愛名・飯山地区の県道63号(相模原大磯)については、拡幅整備の推進など、早期完成を図ること。特に通学路に指定されている愛名入口から小野宮前バス停間については、歩道の未整備区間があり危険な状態により、早急な歩道整備をすること。


・県道42号(藤沢座間厚木)については、第二期整備区間の早期完成に向けて整備推進を図ること。また、県道63号(相模原大磯)から国道412号までの第三期区間についても、県道として整備推進を図ること。


・県道604号(愛甲石田停車場酒井)酒井前田交差点は、国道271号や県道601号(酒井金田)と連絡する路線の主要な交差点であり、厚木ICの直近でもあることから渋滞が著しくなっている。右折車線の設置を行うこと。


・多くの住民が通勤・通学に利用している県道22号(横浜伊勢原)においては、特にセブンイレブン交差点から戸沢橋までの間は、交通量も多い中、歩道がなく危険な状況であることから、道路拡幅及び歩道の設置を行うこと。


・商店会が管理している街路灯については、老朽化が著しいため、市補助金を活用して、省エネルギー化と電気代の節約などにつながるLED化事業を推進しているが、国の商業振興施策として必要な財源措置を要望すること。


・現下の厳しい財政状況の中、不交付団体に対しては、財政力指数による国庫補助金等の較差が設けられたり、臨時財政対策債の借り入れができなくなるなど、不交付団体を理由に財政負担を余儀なくされ、財政運営が厳しい状況にある。国に対し、不交付団体における国庫補助金等の補助率の較差の解消及び特例債の創設を申し入れる等の要望をすること。


以上


カテゴリー:県議会, 政策研究・勉強会, 政務調査活動(視察)
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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

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