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本日より3日間の日程で、神奈川県議会 建設常任委員会 県外調査(視察)/みなとオアシスりしりとう・おしどまり(利尻富士町役場)、道々元地香深線(桃岩トンネル付近)(北海道宗谷総合振興局稚内建設管理部 利尻出張所)、千歳川遊水地事業 舞鶴遊水地(国土交通省北海道開発局札幌開発建設部)、国道337号 道央圏連絡道路(国土交通省北海道開発局札幌開発建設部)

本日(2015年9月2日)より3日間の日程で、神奈川県議会 建設常任委員会 県外調査(視察) に行って参ります。


~県議会 建設常任委員会 県外調査(視察)の主な調査先 及び目的~


調査先は、北海道(利尻島 鴛泊港・礼文島 香深港・札幌市・千歳市・長沼町)です。


・みなとオアシスりしりとう・おしどまり(利尻富士町役場): 北海道では、地域の拠点として暮らしや産業を支え、特色ある歴史・文化を育んできた「みなと」を、地域の魅力づくりに活用するため北海道みなとオアシス制度を創設し、鴛泊港を道内9番目のみなとオアシスとして登録している。同港は、観光客や島民の交流活動の拠点施設として整備が進められ、平成26年に、北海道の離島港初となるバリアフリー対応の旅客施設の整備が完了したところである。神奈川県においても、地域の拠点やにぎわい創出に取組んでいるところであることから、同港の取組を調査することにより、今後の委員会審査の参考に資する。


・道々元地香深線(桃岩トンネル付近)(北海道宗谷総合振興局稚内建設管理部 利尻出張所): 礼文島では、非多雨地域であるため土砂災害が発生しにくいと考えられてきた。しかし、平成26年8月24日の大雨により、2人の犠牲者を出す土砂崩れが発生し、非多雨地域でも条件によっては土砂災害が発生することを喚起させる、特異な事例となった。神奈川県においても、突発的な気象の変化によるゲリラ豪雨などへの対応は急務であることから、同地の状況や今後の取組を調査することにより、今後の委員会審査の参考に資する。


・千歳川遊水地事業 舞鶴遊水地(国土交通省北海道開発局札幌開発建設部): 舞鶴遊水地の整備が予定される千歳川は、昭和56年の大洪水を機に、千歳川の洪水を放水路により直接太平洋へ放流する千歳川放水路計画が策定され、幾度かの計画変更を経て、「堤防強化(遊水地併用)案」が採用されるに至った。計画では、河道の堀削、堤防の整備とあわせて、洪水時の水位上昇を抑えるために、遊水地群を流域4市2町の千歳川本支川の地先に分散して整備するものである。神奈川県においても、風水害対策計画に基づく治水対策として、河道拡幅、分水路設置、遊水地等様々な河川の特性に応じた改修を行っているところであることから、同地の取組を調査することにより、今後の委員会審査の参考に資する。


・国道337号 道央圏連絡道路(国土交通省北海道開発局札幌開発建設部): 札幌市を中心とする道央都市圏では、市街地の拡大や都市機能の集積に伴い、交通の混雑緩和が課題となっており、道央圏連絡道路は、道央都市圏の外郭環状道路として整備され、同圏から延びる放射道路と接続することで、札幌市内へ流入する通過交通を分散し、混雑緩和や本州への物流拠点である新千歳空港や苫小牧港等の北海道を代表する空港・港湾へのアクセス向上が期待される。神奈川県においても、都市部における交通渋滞の解消を目指した対策が行われていることから、同連絡道の整備に係る取組を調査することにより、今後の委員会審査の参考に資する。


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カテゴリー:県議会, 政務調査活動(視察)
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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

さとう ともかず

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