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昨日11月14日は、フランス・パリで同時多発テロが発生し、多くの犠牲者を出しました。哀悼の意を表します。

昨日11月14日は、フランス・パリで同時多発テロが発生し、多くの犠牲者を出しました。

フランス全土で非常事態宣言が発令され、フィギュアスケート国際大会グランプリシリーズのフランス杯等も中止となりました。


現在日本を取り巻く問題として、尖閣諸島をめぐる中国との問題、竹島をめぐる韓国との問題、ロシアとの北方領土と日本を取り巻く領土侵犯・不法占拠が挙げられています。


/私は、平成21年9月16日から22日まで、北方領土四島交流視察訪問、いわゆるビザなし交流事業に神奈川県市議会議長会の推薦(当時=厚木市議会副議長)を頂戴し、多くの研究者や学生などで結成された訪問団の一員として加わりました。北方領土訪問は、私にとっても非常に意義のある経験でした。


/また、私自身、スリランカ内戦中(※1)、国からの助成金などを受ける形で、スリランカ国内に職業訓練学校を設立・運営する活動を長く続けてきました。当時のスリランカは、LTTE(=Liberation Tiger of Tamil Eelam タミルイーラム解放のトラ)による分離独立運動が続いておりました。LTTEは、スリランカで武装闘争を行っていたタミル人のテロ組織で、現地での活動中、私のいた数百メートル先で、自爆テロが起こったことも一度や二度ではありませんでした。


領土をめぐる紛争前線にも友人のワジラ=アベイワルダナ国会議員(当時国務大臣)に連れられて廻りましたし、議論を重ねました。それまでも私はNZで少林寺拳法指導員(当時18歳)の仕事をしながら、国際交流の経験もありましたが、「日本人感覚では紛争現場」に通用しないという事を認識した最初の経験でした。


※1. スリランカ内戦: 1983年から2009年にかけて展開されたスリランカ政府とタミル・イーラム解放のトラ (LTTE) による内戦。スリランカ政府軍がLTTE支配地域を制圧して26年にわたる内戦は終結。


/威勢の良い主張をしたがる方は、国会、地方議会を問わず若干居られるようです。肩の力の入り方や右翼的な発言に酔いしれる様な議員の姿は、私の目から見ると非常に滑稽ですが、今ほど「しなやかで、したたかな外交」が求められている時はありません。少しばかりではありますが、現場を知る者の一人として、また、いち地方議員としてシッカリしないといけないと常に感じています。


フランス・パリにおいて起きたテロの犠牲者の皆様に対しては、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。





カテゴリー:活動日誌
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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

さとう ともかず

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