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「史上最強の代理。宇宙一?」

官房長官は官邸の守りの要ですから常に30分以内に引き返せる場所にいることを要請されます。今般、沖縄米軍の一部がグァムに移転することになり、その視察でグァムを訪れていました。官房長官が海外出張し、閣議を休むことは極めて稀なことです。


 


「(安倍総理)官房長官の代理って誰がやるか知ってます?」


「(甘利)いいえ。誰がやるんですか?」


「私なんですよ。」


「ええ!官房長官の代理を総理がやるんですか?」


「そうなんですよ。閣議の進行役なんて(官房長官の時以来)何年ぶりだろう。」 


「ただいまから閣議を開きます。官房長官が欠席ですので私が進行を務めます。・・・」


総理大臣が主催者兼進行役を務める閣議風景は妙にしっくりこないもので、私の7年近い閣僚経験の中でも初めてのことでした。


その安倍総理。先日、ノーベル賞を受賞された大村・梶田両博士の表敬を受けられた際、両氏の研究に対する業績を称賛されるなかで、


「梶田先生のニュートリノの解析は宇宙の始まり解明に繋がるんですよね?」


「ええ。そうなんです。」


「でも心配なのは始まりがわかると終わりもわかっちゃうことになりませんか?」


「(甘利)総理。ご心配なく。ご存命中に終わることはありませんから。」 


 


(総理、椅子から落ちそうになりました。(笑))


 

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衆議院議員〈比例代表 南関東ブロック〉

甘利 明

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