妻があつぎファーマーズマーケット夢未市で買ってきたプレミアムヨーグルト
過日、妻があつぎファーマーズマーケット夢未市で買ってきたプレミアムヨーグルトが、冷蔵庫にありました。ふと見ると「新規就農で牧場を経営する 河内賢一さん(厚木市王子在住 41歳)」の作られたヨーグルトです。
(2016年3月18日のタウンニュース厚木版にインタビュー掲載 http://www.townnews.co.jp/0404/2016/03/18/325139.html )
河内さんは、地元のサラリーマン家庭の生まれで「牛乳が好きで、自分で牛乳を搾って飲みたかった」という想いから帯広畜産大学へ進学し、大学4年間と、その後の1年間を北海道で過ごされました。
自分一人で家畜の世話から加工までを手掛ける「小規模な酪農」を目指し、故郷・厚木へ戻ると、牧場主に代わって家畜の世話をする酪農ヘルパーをしながら、自宅の一部を乳製品の加工場に改装し、牧場の土地探しを行ったとのことです。
タウンニュースの記事によると「念願叶って、加工場ができたのが2005年、牧場ができたのは09年」とあります。
酪農も含めた農業というのは、単に希望すればできるというものではありません。新規就農希望者については、農業委員会による面接等による審査を経て許可を受けたものだけが就農を許されます。
実は当時、厚木市農業委員の一人として、私も河内賢一さんの面接をさせて頂きました。
2009年12月25日(クリスマス)に開催された厚木市農業委員会12月定例総会(議案第61号 新規就農者の認定について)にて、面接の上、議案として審議されました。もちろん、委員全員の賛成により許可されました。
私は、18歳でニュージーランド(ハミルトン市)に渡り、1年半、少林寺拳法の指導員をしつつ、牧場に住込みで働いていました。自分でやろうとは思いませんが、酪農には少なからず思い入れもあります。自分で搾乳した牛乳は、とてつもなく美味しいです。
河内さんとは、直接かかわりあいもありませんが、後に続く新規就農者のロールモデルとしても期待しておりますし、心から応援しています。
そんなことを考えながら、河内さんの作ったプレミアムヨーグルトを食べました。黙って食べたので、きっと、妻から怒られると思います。
カテゴリー:グルメ, 佐藤知一コラム
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2016年05月09日 15:04