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第4回定例会一般質問 等々力緑地について

昨年12月に行いました、第4回定例会の一般質問での質問と答弁の要旨です。

 

1)等々力緑地について

2)消防団及びかわさきアプリについて

なお、ゴミ集積所については、事前のやりとりで一定の理解をさせていただいたので、今回は省かせていただきました。

 

本日は「等々力緑地について」の質問と答弁の要旨です。

 

質問:(1)以前、地下下水処理施設の仮囲いについて、風景的に寂しいので川崎フロンターレの絵を貼るなりしてくださいとお願いをしていたところ、今回市内の児童の皆さんから沢山の絵画を提供いただき、その写真を貼るに至ったとの報告を受けた。飾ってある作品の総数とその後の反応について伺う。(2)仮囲いにはまだ、余白が残っており、一つとして中原消防団から広報用のポスターを貼っていくとあったが、今後の展開について伺う。(3)仮囲いは、同様に硬式野球場整備期間中についても囲われている。催し物広場付近は、白い壁で覆われているが、ここにも何か絵を貼るなり、市の広報をしてはと思うが、見解を伺う。(4)ミュージアム前の駐車場の料金設定について、平時の料金形態とイベント時のおける料金設定についてと、その根拠を伺う。

 

答弁:(1)平成28年度川崎市小学生下水道作品コンクールに応募いただいた、絵画部門618点、ポスター部門284点、総数902点の作品を掲示した。掲示後の反響は、「これまで殺風景だったものが明るくなった」などの感想をいただいている。また、中原消防団から、消防団員募集のポスターを掲示したいとの要望もあり、地域に貢献するポスターとなることから、現在、関係者とポスター掲示に向けた協議を進めているところ。(2)今回の絵画やポスターを掲示する取り組みについては、高度処理施設建設工事の請負工事費に計上しているイメージアップ経費により実施しているもので、今後も、積算基準の中で定められている用途に沿った形で、下水道事業や工事のイメージアップを図る取り組みを充実していきたいと考えている。公的で市民に有益な情報の提供についても、必要に応じ関係局の要請に協力していきたいと思う。(3)現在、4箇所に、最大で高さ2.2メートル、幅4メートルの大きさの「硬式野球場完成予想図」と「緑地案内図」を貼付しているほか、陸上競技場側には、「国際陸上競技大会ゴールデングランプリ川崎」において使用した陸上競技のPRシートも掲示しているところ。催し物広場及び子供の遊び場付近の仮囲いには、スペースがあることから、今後は、緑地周辺の学校等と連携して生徒の作品を掲示するなど、景観に配慮しながらイメージアップに取り組むとともに、市の広報利用についても検討していきたいと思う。(4)駐車場の料金体系について、通常は2時間以内が400円、それ以降は30分ごとに50円の超過料金を加算することとしている。Jリーグ戦などのイベント開催時は、試合終了後に出庫が集中することから、混雑緩和を図るため、均一料金と事前精算制を導入しており、1回500円に設定している。公園利用者の利便性や、近隣駐車場の利用料金の動向などを総合的に勘案して設定しているところ。

 

この質問の最後に以下のように要望させていただきました。

要望:イベント時においては1回500円。通常の料金ですと2時間で400円、30分ごとに50円なので、3時間分の料金設定かと思う。管理者は公園緑地協会ということで、公園緑地協会の実態を見ますと、もう毎年のように、平成25年はゴルフ事業部廃止、平成26年は霊園事業の撤退、また、平成27年は緑化センター事業撤退と非常に厳しい事業を迫られている。また、自主的に行っている事業も、平成25年は菊花大会の協賛中止、また、ヘラブナ2トンの寄附も中止、そして、長尾・生田の名所めぐりは平成24年から中止と、続々と自主事業も中止、また縮小を余儀なくされており、非常に運営状況は厳しいと思っている。だからといって、単純に値上げをしろというわけではないんですけれども、先ほどの答弁の中で、1回500円の根拠は近隣駐車場に合わせているということだが、近隣駐車場を見ますと、大体1,000円前後の上限設定を設けているのが現状。イベント時は午前中から周辺駐車場が満車になっている状況を見ると、10時間以上駐めている方が、ある意味500円で恩恵を受けているという言い方は失礼かと思うが、そういう現状があるので、ぜひとも来年度には料金の見直しを要望したいと思う。また、その次の年、再来年度には指定管理になるわけだが、この募集要項もしっかりと吟味をしていただきたいと思う。現在、この駐車場は、サッカーですとJリーグ、バスケですとBリーグ、バレーボールですとVリーグ、あと、今は行っていないが、高校野球の県の予選大会、こうした関係者の大型バスがそこを使って駐車をしているわけだが、観光、また宿泊の観点もあわせると、そこにも大型バスの需要が生まれるわけなので、ぜひともここは、建設緑政局、市民文化局、そして経済労働局とともに、全庁的に新しい募集要項も検討していただきたいと思う。

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川崎市議会議員〈中原区〉

原 典之

はら のりゆき

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