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女性装として有名な安冨歩東大教授の「埼玉県東松山市長選挙出馬会見」

女性装で有名な東大教授、安冨歩氏の埼玉県「東松山市長選挙」出馬会見を動画で見ています。論理の欠点をごまかしつつ、自分の主張を正当化する「東大話法」についての著書で有名な教授です。安冨教授は、応援したい気持ちはあります。

※ 安冨教授は2012年以降、『原発危機と「東大話法」』(明石書店)をはじめとする数々の著書で「東大話法」、「立場主義」などの言葉を生み出し、欺瞞的な言葉で日本人の精神世界に巣食う立場至上主義を批判してきた。


この会見の中で、気になった指摘が、いくつかありました。(以下、備忘録としてメモ)


1、

そのうちの一つが、「懐かしい景観を取り戻す。それよって未来を開く」という視点です。昨日の私の一般質問においても強く主張をさせて頂きましたが、私のこの考えに非常にオーバーラップする価値観です。

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「私が東松山に引っ越してきた理由は、東松山が非常に美しい街だと思うからです。しかしその貴重で魅力的なものがショッピングモールや広い道などに置き換わって破壊されている危険性を感じています。東松山らしさをブランディングして経済的価値に転換していきたい。東松山のブランドを確立して、人々が魅力を感じるような空間にしていきたい。それは基本的な政策です」

~~~

地方行政について「歴史に根ざす必要がある」と考える安冨教授は、「馬がいたり、緑が豊かであるような街にしたいと思っています。それは懐かしい景観を取り戻すということ。そしてそのことによって未来を開くということ。こどもたちがのびのびとした自然の中で育って、独創的な思考力を養っていくというふうにならないだろうかと考えています」

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2、

二つ目は、「地域社会で市長候補者になるような人物が払底し始めている」と言う指摘でした。国や地域をリードする気概のある「中堅の有力な壮年の方」が圧倒的に少ないという実感は、私自身も持っています。私の3年半前の県議会議員選挙は、無投票でありました。人材豊富とは言えない状況です。そしてそれは、私たちの責任でもあります。

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「地域社会で市長候補者になるような人物が払底(ふってい)し始めている」

「 国立大学の教員は選挙に出るのは自由です。選挙に通ったらどうなるのかが、実は先例もなくて。今回色々調べたら、『出るときは辞めるよね』っていう前提で制度ができていて、四角四面に規定を適用すると辞めないといけないみたいです。ですが、なんで私が今回立候補するに至ったかというと、地域社会で市長選挙に出るような人がものすごく少なくなっているっていう、深刻な事態があるんですね。東松山ぐらいの規模の街でも中堅の有力な壮年の方が意外に少ないんです。驚くべきだと思うんですけど、例えば地方大学と呼ばれるもののある府県では、市長候補者になるような人物が払底し始めているんじゃないかと思うんですね。 」

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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

さとう ともかず

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