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総務政策常任委員会において総務局所管事項について質問/公共インフラ「電話リレーサービス」/県央地域県政総合センターや厚木県税事務所の再整備/最後に「津久井やまゆり園」不適切発言を指摘

本日は、総務政策常任委員会においての総務局所管事項について質問を行いました。
本日は主に2点に絞って質問を致しました。

一つ目は、公共インフラとなった「電話リレーサービス」について、施設管理や職員に関わる総務局に対して質問をしました。障害福祉としての質問ではなく、公共インフラとしての質問で、担当部局(総務局)には、手探りの中であったとは思いますが、よく答弁をして頂きました。
「電話リレーサービス」の国の所管は総務省なのに自治体に行くと所管が「福祉」になってしまいます。総務局・総務部の職員に「私は関係ない」と思わせないためにこれからも定期的に取り上げて参ります。

二つ目は、県央地域県政総合センターや厚木県税事務所の再整備について。本県が所有するすべての公共施設について、持続可能な財産経営の実現と効率的な維持管理を総合的に推進している中においての再整備に関わる県の姿勢について、質しました。
質問は、ほぼ平行線となりました。

が、時間いっぱいで質問終了後、以下の点を指摘し損ねましたので、正副委員長にそれぞれ、許可を頂き、他会派の質問終了を待って、以下、発言をさせて頂きました。私は、県が利用者の皆様の意見を聞いて再整備をした数少ない県の公共施設だったとしても、「津久井やまゆり園」を挙げたのは、不適切だったと思います。例として挙げたのは、やまゆり園だけでした。経緯を考えれば、あり得ない答弁です。

逆に言えば「あのような凄惨な事件がなければ、神奈川県は公共施設を再整備する際に利用者の意見をきちんと聞くことをしないのか」ととらえられかねない発言であると思います。

=(最後に付した意見の概要は以下の通り)=
委員長にお時間を頂き、短く一点だけ、意見を延べます。
県央地域県政総合センターや厚木県税事務所の再整備に向かう中で、日常的に利用される県民の皆様の利用状況やご意見を知って頂くプロセスがまるでないのが問題だと指摘をしたところ、答弁において、本県が所有する公共施設の再整備の中で、きちんと行った事例もあるとして「津久井やまゆり園の再整備」を(一つだけ)例に挙げました。津久井やまゆり園の再整備をするのに各関係者の意見を聞くのは、当たり前であり、津久井やまゆり園事件を経験した神奈川県として、きわめて不適切な答弁ではないかと指摘させて頂きます。
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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

さとう ともかず

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