台湾滞在4日目の本日は、台南市を訪問
台湾滞在4日目の本日は、台南市を訪問しました。
台南市(たいなんし)は、台湾南西部に位置する歴史と文化の中心都市で、台湾で最も古い都市のひとつです。「美食の都」「台湾の京都」とも称され、私にとっては実に36年ぶりの訪問となります。
高雄駅から列車で台南市へ移動し、まずは大天后宮(明代に媽祖〔航海の女神〕を祀るために建立された、台湾最古級の媽祖廟。縁結びの神・月下老人も祀られています)、赤嵌楼(1653年、オランダ人がプロヴィンティア城として築造)、延平郡王祠(台湾の英雄・鄭成功を祀る寺の一つ)を巡りました。昼食は永樂市場(台南を代表するグルメスポット)で地元料理を堪能。その後、名所「林百貨店」や新光三越で土産を購入しました。時間の都合で、旧台南合同庁舎〔消防史料館〕と臺南市美術館は短時間の見学にとどまりましたが、充実した行程となりました。
帰路は台湾鐵路の特急「自強号」に乗り、高雄へ戻ります。ホテルでひと息ついた後、夜は昨晩訪れた六合夜市の最寄り駅・美麗島駅(Formosa Boulevard Station)からMRTで巨蛋駅へ移動し、瑞豊夜市を散策しました。人出は非常に多く、会場内外では原発再稼働に反対する国民投票キャンペーンが随所で行われていました。(2025年8月23日〔土〕には、全国規模の公民投票が予定されており、テーマは「第三原子力発電所〔核三〕の再稼働」です)
帰りには美麗島駅構内の光のドームで、光と音楽のショーを鑑賞しました。美麗島駅は高雄MRTの主要な乗換駅で、美しいステンドグラスの天蓋「光のドーム」は世界で最も美しい駅の一つとして知られています。イタリアの芸術家ナルチーソ・クアリアータによる作品で、4,500枚以上のガラスパネルを使用。ショーの時間には音楽と光が融合し、幻想的な空間が広がります。
※ この美麗島站(美麗島駅)は、アメリカの旅行サイト「Travel & Leisure(トラベルアンドレジャー)」が2012年に「世界で最も美しい駅」第2位に選んだとのことです。
明日は帰国の予定です。

2025年08月15日 22:24