• このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を印刷

空き教室や校庭を地域に開放!スピード感を持って、具体的な取り組みを加速させる旨、市長や教育長が答弁。

こんばんは。末永です。


本日12月18日。11月26日に開会した、令和3年12月議会の閉会は12月21日なのであと3日となりました。時がたつのは早いものです。

昨日一般質問で、私はトップバッターで以下の項目を質問しました。
地元中原区から、中原区選挙管理委員の皆様が傍聴に来れられていました。お疲れ様でございました。

本日行ったテーマは、以下の4点。一問一答方式で質問を行いました。

1、市長公約における「教室シェアリング」及び「みんなの校庭」プロジェクト等、地域への学校施設の開放について。
2、中原区第16投票区など過大投票区の解消及び投票所の混雑緩和に向けた取組について
3、第2次川崎市道路整備プログラムの後期の取組(案)について
4、「稼ぐ」ことを見据えた今後の公園緑地等のパークマネジメント等の取組について

本日のブログでは1点目の、
1、市長公約における「教室シェアリング」及び「みんなの校庭」プロジェクト等、地域への学校施設の開放について。を取り上げたいと思います。
福田紀彦市長と、教育長に質問したのですが、なかなかに良い答弁が返ってきました。市長肝いりの政策ですからね。

福田市長の今年の10月31日の選挙における市長公約の中に、以下の記述があります。

①地域が学校を活用する「教室シェアリング」の推進
 放課後から夜間にかけて、学校の特別教室などの施設を地域に開放し、コミュニティの大切な拠点としての役割を担う「教室シェアリング」を進めます。


②「みんなの校庭」プロジェクト
 子どもにとってボール遊びができる場はとても大事です。自由にボール遊びができる公園が少ないことから、個人で利用できるような小学校の校庭開放の仕組みを地域の皆さんや学校と協力してつくります。

これらの市長公約の内容は極めて重要だと個人的に思います。市が持つ財産のフル活用。地域の団体や個人に空き教室やグラウンドを開放することは大賛成です。
例えば、しばしば地域の公園で「ボール遊びがしたい」との声がある一方で、「ボール遊びはうるさいからやめさせてほしい」といった声が寄せられてきます。学校の校庭を使えることは双方のニーズに応えることができます。

   市長公約における「教室シェアリング」及び「みんなの校庭」プロジェクト等における市長の決意を伺いました。
 
市長)答弁
学校施設の有効活用についての御質問でございますが、
「地域が学校を活用する『教室シェアリング』の推進」につきましては、放課後から夜間、土日祝日など、これまでの仕組みでは十分に活用されていない学校の特別教室等を地域で自由にタイムシェアすることを目指スピード感を持って、す取組でございます。
 また、「『みんなの校庭』プロジェクト」につきましては、都市化が進む本市において自由に遊べる空間を広げ、子どもたちが本来備えている「外でボール遊びを思い切りしてみたいにという欲求など、子どもの「やりたい」を実現する取組であると考えております。
 いずれも、教室や校庭といった地域住民にとっても大切な拠点である学校という資源を有効に活用して、子どもも大人も生き生きと輝く地域を創っていくための重要な取組でございますので、教育委員会が中心となって、関係局区が連携しながらスピード感を持って取組を進めてまいります。

 教育長にも伺いました。

教育長)答弁
今後の取組についての御質問でございますが、
学校施設につきましては、これまでも、子どもの教育の場であるとともに、身近な地域の社会教育、文化・スポーツなどの生涯学習の場としても活用をされてきたところでございます。
 そのため、私からも各学校長には、機会を捉えて、学校は地域の大切な拠点であり、地域防災や、地域包括ケア、コミュニティ施策の推進を常に念頭において、学校運営を進めるよう周知してきたところでございます。
 『教室シェアリング』や「『みんなの校庭』プロジェクト」の推進にあたりましては、これまでの利用に加え、新たな形で学校施設を有効活用する仕組みづくりを進めることで、学校教育以外の目的で学校を使うことが「当たり前」となるような意識の醸成を図るとともに登録や予約といった、現行の施設開放のハードルを下げ、市民にとって身近な学校施設が、生涯学習・地域交流の拠点や、子どもの安全な遊び場となるよう取り組んでまいりたいと考えております。
 今後につきましては、学校にさらなる意識の醸成を図るとともに、新たな仕組みづくりについて、関係局区とも連携しながら、庁内横断的な協議・調整を教育委員会が中心となって進めるなど、具体的な取組を加速化させてまいります。

市長から「スピード感」、教育長からは「加速化」との言葉がついて取組を進める答弁がありました。行政答弁でこれほどまでに気合が入った答弁はそうそうありません。実行されると思います。


期待して待ちましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を印刷

川崎市議会議員〈中原区〉

末永 直

すえなが なお

末永直

プロフィールを見る

月別アーカイブ