私の名まえ「善博」の話
私の名まえは「善博」です。
「よしひろ」と読みます。
が、今回のお話に読み方はあまり関係ありません。
私が生まれるとすぐに「善い人」になるように、「善いこと」をするように、と祖父からアドバイスがあったとかなかったとかで「善」の字がまず決まりました。「善い人」になって「善いことを」しているかどうかはまた別途検証が必要ですが。。。
次に「博」の字です。
どんないわれがあったか分かりますか?
私が生まれたのは、1970年(昭和45年)です。
そうです。
あの巨大な太陽の塔が建設され、日本を熱狂の渦に巻き込んだ大阪万博があった年です。
この大阪万博の年に生まれたので、そこから一字をもらい、「善博」になりました。
単純です。
*** *** 過去の記事 *** ***
「阿部よしひろ」に悪い人はいない!?(2023.3.4)
*** *** *** *** *** *** *** *** *** ***
そんな話を聞いてしまうと、いつしか大阪万博に興味を持つようになり、太陽の塔や岡本太郎が大好きになりました。相模原市の岡本太郎の作品「呼ぶ 赤い手 青い手」も、すぐに好きになってしまいました。
さて、もう一つの日本近代の熱狂は東京オリンピックだと思います。
名前に「五輪」という文字が入っている人にお会いしたりすると、「1964年(昭和39)生まれだ!」とすぐに反応してしまいます。
もうこうした日本中を巻き込む熱狂はあまりないのかもしれませんが、一人ひとりの皆さんのお名前に、様々な意味や出来事が込められていることがあって、お名前から誕生の背景に思いを馳せていると、人間は誰もがとても大切だと思えてきます。
いろいろと自分の名前の話をしたり、聞いたりしていると、自然と仲良くなったりもして、おもしろいです。
最期に、なんでこの記事を書こうとしたかについて。尾崎行雄を風刺した漫画の紹介記事を書いていたところ、その漫画の描き主が岡本一平さんという岡本太郎のお父さんで、西門の赤い手青い手のイラストを使いました。
*** *** 過去の記事 *** ***
尾崎行雄の風刺漫画を紹介『現代世相漫画』(現代漫画大観1)より(2023.3.18)
*** *** *** *** *** *** *** *** *** ***
そのイラストを見ていたら、自分の名前の記事を書きたくなってしまいました。
西門⇒岡本太郎⇒太陽の塔⇒大阪万博⇒阿部善「博」の由来、という連想でした。
2023年03月19日 17:00