運動の重要性と脳の発達
運動という漢字を考えた時、人間が動くことで運を動かすということが連想される。
見渡して漢字を見つけると、つい漢文のようにレ点つけて読んでしまうワタクシ(笑)だが、日本語の音の連想、しかも漢字の連想も含めてすべてが美しいなと感じている。
さて、本題の子育ての話に入ろう。
体を動かすと脳も動く。
と言っても過言ではないほど、子どもの運動は大切だ。
しかし、ただ闇雲にやらせればよいということではない。
スポーツ選手やそのトレーナーなら特に理解する内容だとは思うのだが、成長していく幼い体には、それ相応の年齢・発達に合わせた体の動かし方が必要となる。
そのため、運動プログラムは、私が過去親子相談に乗っていた時何よりも重視していた事柄なのである。
体を動かすことは、あらゆる生き物が生きていく上で欠くことのできないもの。
人間の赤ちゃんは、生まれてきた時点ですでに腕や足を活発に動かす能力を持っている。
また、おなかを床につけて全身する能力も持っている。
一個前に10年前の私の次女の記事をシェアしたのだが、まさにその時生まれたてでも前に進もうとする子どもの姿を目の当たりにした。
彼女は生後2日目で前進しようとし、7日目には1mほど進むことに成功した。
現代では、窒息死の原因となるとのことで、その機会は圧倒的になくなり、すぐにその能力を失っている。
もちろんしっかり見ることは前提だが、親子でお腹の上でも楽しく動く場所を整えることは非常に重要となる。
早期に運動面を発達させることは、後の発達にとって非常に重要性を持っている。
運動面は素質より何より、後天的に育て上げることで高い能力を得やすい分野でもある。
また、運動と知的能力には密接な関連があり、乳幼児期ほど重視した方がよい。
動くことは人間にとって、呼吸をすることの次に大切と言っても過言ではないからだ。
人間の能力は6つの機能を持つ
①運動能力
②言語能力
③手を使う能力
④視覚能力
⑤聴覚能力
⑥触覚能力
この機能は、それぞれ独立した別のものであるが、相互は密接に関連しており、脳の発達段階においてお互いに依存し合っている。
つまり、運動能力を上げることは、他の能力も高まるということだ。
上記6つの脳の機能は、遺伝ではなく後天的に身に着けるべき能力で、本来の教育をするならばこの6つの能力を育てる環境こそ必要となるのである。
また、その際は親の意識が重要となる。
優秀にしたいという思いそのものは悪いことではない。
人間は、上記の6つの能力が発達することは生存確率をあげるため、その思いを抱くことは本能から想うのだろう。
しかし、本来それはあくまで「子どもの生存確率をあげる」ことを目的としていると意識して、堂々としているべきであるのだ。
そこに無駄に謙虚にそんなこと思ってないと誤魔化しながら、親の見栄で「天才」を作ろうとする意識が最悪なのだ。
また、自分が成し遂げなかったことを投影してしまうことも闇を生む一因となる。
子どもを「天才」にしたい。
この言葉は批判を浴びることが多い言葉だが、本来の意味は上記6つの能力をあげ、子どもの「生存確率を上げたい」と私は理解している。
だから、その言葉を嫌がらず、堂々と発言してもよい。
誰しもが抱く思いであるだろうその思いを、私も当初は言うことを憚れていた。
しかし、途中からなぜ早期教育をするのかという話題に明確に返すようになった。
子どもは「天才」であるから、その能力を最大限に発揮させ、「生存確率を上げたい」と。
それは子どもたちの得意なことを見抜いて活かし、しかし、6つの能力を最大限に生かせるよう私は環境を整え、一緒に学ぶだけなのだった。
我が家にはたくさんのブランコとうんてい、のぼり棒がある。
家の中自体が公園となるように設計した。
子どもたちはその中で最大限に能力を伸ばせるよう。
私たちはただ用意する。
子どもの目線に合わせ、大人は邪魔をしないようにしよう。
その本質とは、何もしないことではない。
ただその環境をそっと用意し、その子どもが望むタイミングで大人も一緒に遊ぶことなのである。
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この記事は実は12年前に書いた記事をよりブラッシュアップして、リメイクしたものです♪♪
写真は10年前の次女生後1週間目。
過去の私はまだまだ未熟で全てにおいてただただ一生懸命でした。
その経験も無駄ではなかったと思いますが、もう少し余裕があると違ったなと思います。
色々反省点も出て、今では本当に必要な事柄「邪魔をしない」という観点の本当の意味に至りました。
しかし、元々なんでも楽しむ私だったからこそ、子どもを見てなるべくその子の特性を生かすことができたのかなと思います。
ぜひどんなことでも楽しんでみてください。
さぁさ、今日も楽しんでいってみよー!!
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2024年01月17日 10:59