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憲法記念日と日本の政治状況

「憲法記念日と日本の政治状況」

5月3日の憲法記念日に際し、我々は日本国憲法の根本的な理念、特に「主権在民」の原則について深く考察する必要があると考えます。最近進行中の法案や改正を見るにつけ、国民の手から主権が遠ざかっているように感じます。

誰が主権を握っているのかが曖昧になっており、この不透明感が国民と政治の間に深い溝を作り、政治不信の原因となっています。

憲法改正、緊急事態条項、地方自治法改正、パンデミック条約、新型インフルエンザ等対策政府行動計画など、様々な政策が同じ方向性を持つことに危惧を感じています。これらがどのように国民の福祉を高めるのか、その明確な説明が求められていますね。

国民が真の主権者として機能するためには、政府に対する信頼が不可欠です。現政府に対する信頼が揺らいでいる今、中途半端な憲法改正は国民の利益をさらに損なう恐れがあり、避けるべきでしょう。

緊急事態時の国会議員の任期延長や特定秘密保護法制の拡大など、政府がさらに権力を集中しようとしている動きは、憲法が保障する立憲主義の根幹を揺るがしかねません。これらの動きには、国民としての厳しい目と公正な議論が求められる時です。

我々の憲法は、政治のあり方を定め、国民の権利を保障するために存在しています。今一度、その精神に立ち返り、健全な民主主義の発展のために、私たち自身が主権者としての役割を果たすべきだと強く感じます。
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伊勢原市議会議員

安藤 玄一

あんどう げんいち

安藤玄一

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