県議会派遣の県政調査(二日目)/琴平バス株式会社は楠木泰二朗社長対応/琴平町役場は片岡英樹町長に最後までご説明頂きました/造り酒屋「金陵の郷」資料館と金刀比羅宮(こんぴらさん)
県議会派遣の県政調査(二日目)は、高松市から、ことでん(高松琴平電気鉄道)におよそ1時間乗って、琴平町に移動。私たち県議団は、視察時、可能な限り電車やバスなど、公共交通機関を使うようにしています。さとう知一は、厚木中学校「鉄道研究部」出身。いわゆる「ゆるい乗り鉄」。昼食は今日も うどん。夜は片岡英樹 琴平町長を囲んでの意見交換会とします。
午前中は「(2) 琴平バス株式会社」、午後は「(3) 琴平町役場」をそれぞれ視察しました。働く国や場所を選ばずITを活用してリモートで勤務する「デジタルノマド」を誘致しようと、琴平バス(香川県仲多度郡琴平町)は、中長期滞在できる職住一体型施設「コトリ コワーキング&ホステル琴平」を同町にオープンして一年が経ちます。楠木泰二朗社長にご対応頂き、今後のビジョンや官民連携の取組について、民間の視点からお話頂きました。うどんタクシーの取組についても、お話頂きました。
(2) 琴平バス株式会社 2024年の訪日外国人客数は過去最高を記録し、訪日する目的も多様化している。長期滞在者も増える中で、「デジタルノマド」事業は国も注力しており、本県でも今後その需要が増すと考えられる。観光地に長期滞在施設を整備し、関連イベントも開催する琴平バス(株)の取組を調査することは、本県の観光施策の参考となるものである。

/琴平町役場においては、旧知のお付き合いのある片岡英樹町長にご同席頂き、視察後は、町長表敬訪問。片岡町長からは、Claude(クロード)を活用した公務についてのお話も頂戴しました。まさに「デジタル先進自治体」と強く感じました。
(3) 琴平町役場 人口減少や高齢化に伴い、多くの地域で過疎化が深刻な問題となっているが、琴平町では、デジタルコミュニティ(DAO)による関係人口創出とイノベーティブな地域課題の解決を目的として、「地域おこし協力隊DAO」事業に取り組んでいる。こうした地域おこしとDAOを掛け合わせる地域活性化事業は、四国初の取組である。 本県でも過疎対象地域があり、また、今後増えることが予測される中、琴平町の先進的な取組を調査することは、本県の地域振興施策の参考となるものである。

その他、視察終了後、町長には夜の意見交換会にもご同席頂きます。休憩時間(昼食時間)には、造り酒屋「金陵の郷」資料館や金刀比羅宮(こんぴらさん)、昼食は(もちろん)「うどん」を食しました。
「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されています。神奈川県内にも14の酒蔵があり、丹沢山系の伏流水を使用したこだわりの日本酒が造られています。維新政調会長の片桐のり子議員は、県議会一般質問において、神奈川の日本酒と酒蔵のPRを取上げています。造り酒屋「金陵の郷」資料館もそうした視点から、質問を交え勉強をされていました。

2025年03月27日 17:40