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警察本部へ「昨今の国際テロ情勢及び県警察における国際テロ対策について」質問を展開

本日の神奈川県議会は、8つの常任委員会全てが開会される委員会採決日です。私は、防災警察常任委員会に所属しており、本日は、警察本部に対して質問を行い、採決においては、くらし安全防災局・警察本部 両局所管の議案等について採決が行われました。採決前には、意見発表(委員会討論)も行われ、私も質疑と併せて、意見発表を行いました。

本日の常任委員会では、警察本部へ「昨今の国際テロ情勢及び県警察における国際テロ対策について」質問を展開しました。前回は「第9回アフリカ開発会議への対応について」質問を行いました。
横浜市において開催が予定されている「アフリカ開発会議」まで、残すところ1か月余り。昨今の国際テロ情勢は依然として、ISIL、いわゆるイスラム国をはじめとしたイスラム過激派組織などによるテロが世界各地で発生している状況から、アフリカ諸国の国家元首をはじめ、国際機関の関係者らが集まる重要な国際会議を円滑かつ安全に開催するためには、一層の国際テロ対策が重要であると考えています。そこで、昨今の国際テロ情勢及び県警察の取組状況について伺いました。
【意見・要望】
私はこれまで、横浜で開催されたアフリカ開発会議(TICAD)に関連して、「テロ対策」を当委員会や議会の場で繰り返し取り上げてまいりました。その背景には、私自身の海外経験があります。先ほどもスリランカのテロのご答弁がありましたが、私は20代の頃、スリランカにて職業訓練学校の運営や、内戦下のジャフナ半島などで、車両に医師を乗せた「モバイルクリニック」による医療支援を行っていました。また、1997年にエジプト・ルクソールで無差別テロ事件も発生しましたが、その3年後、2000年にアフリカ・ジブチ共和国駐日大使とともに、エジプトやUAEを訪問する機会があり、当時のクリントン米大統領がエジプト・ムバラク大統領と中東和平の協議のため、厳重な警備のもとカイロ空港内で会談する場面を大使と共に大使館車両の中から、見た経験があります。テロの危険から、エアフォースワンは、いつでも飛び立てる状態で、会談が開催されました。この経験から、テロや紛争が国際政治や外交に与える影響を強く実感しました。本日、神奈川県警察のテロ対策の取組についてお伺いし、その備えについては十分理解することができました。県民の安全・安心を守るため、今後も万全の態勢で対応いただくことを強く期待し、質問を終わりました。

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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

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