9月定例会が終了
今回の議会では、AIを活用する議員が増えたと感じています。一方で、各日程が通常より長時間になることも多くありました。これは良い面ばかりではないと思います。
今後は、議員個人の活用だけでなく、議会としてAIとどう付き合っていくのかも議論していく必要があると考えています。
最終日には、令和7年度決算の賛成討論と、陳情3件(第6号・第8号・第9号)の討論を行いました。今回は、決算の賛成討論の概要をお伝えします。
■ 財政の状況
令和7年度の一般会計は、歳入約435億円、歳出約416億円で、実質収支は約18億円の黒字でした。
◾️財政力指数は単年度で0.898。
人件費、物件費、扶助費はいずれも前年度より増え、この3つで一般会計の約6割を占めています。物価が上がれば、市役所が同じ仕事を続けるだけでも費用は増えます。財政に余裕があるとは言えない状況です。
◾️不用額は約24億円
一般会計の不用額は約23億9,800万円でした。前年度より約8,100万円減りましたが、依然として約24億円あります。
この点は、前年度の決算でも取り上げました。今回、市は、不用額を財政運営上の課題と認識し、縮減に努めると答弁しています。
ただ、金額だけでは原因が分かりません。予算を組んだときに見込んだ人数・件数・金額を実績と比べれば、見込みが甘かったのか、途中で事情が変わったのかが見えてきます。
そこで、主要な事業については積算根拠をあらかじめ示し、決算と比べられるようにすることを求めました。そのデータを年度をまたいで残していけば、見込みと実績のずれを毎年確認できます。
◾️AI・デジタル化で約1万時間を削減
AIやRPAなどの活用による業務時間の削減数は、令和5年度が1,814時間、令和6年度が3,380時間で、令和7年度は10,031時間になりました。令和9年度の目標である2,700時間を大きく上回っています。
◾️今後の課題
この約1万時間をどう使うかです。政策立案や市民対応、これまで手が回らなかった仕事に充てられれば、削減の意味は大きく変わります。
人口減少が進み、職員数も減っていくと予測されています。時間を減らしただけで終わらせず、仕事の進め方そのものを見直すところまで進めてほしいと伝えました。
決算審査で確認した成果と課題を、令和9年度の予算編成をはじめ今後の市政運営に生かすよう求め、賛成しました。
2026年10月07日 20:00