秦野市長選 2022 立候補予定者アンケート
現新、一騎打ちか(1月11日起稿)
任期満了に伴う秦野市長選挙が1月16日告示、同23日に投開票される。タウンニュース社の調べによると、1月11日時点で立候補を表明しているのは、表明順に現職の高橋昌和氏(65)、新人で元秦野市役所職員の佐藤伸一氏(54)の2人で、いずれも無所属。
タウンニュースでは、2人に対してアンケート調査を実施した。アンケートは全11問。最重点政策や秦野市の課題、それに対する施策などについて、考えを聞いた。
立候補予定者(表明順)
氏名 | 年齢 | 党派 | 新現別 | |
---|---|---|---|---|
高橋 昌和 たかはし まさかず |
65 | 無所属 | 現 | |
現秦野市長。1956年10月18日生、65歳。法政大学社会学部卒業。西大竹在住。事務所は秦野市緑町14-19
氏名 | 年齢 | 党派 | 新現別 | |
---|---|---|---|---|
佐藤 伸一 さとう しんいち |
54 | 無所属 | 新 | |
元秦野市職員。1967年1月23日生、54歳。早稲田大学大学院公共経営研究科修了。鶴巻南在住。事務所は鶴巻南4-3-8ハウスK1F
アンケート結果
高橋 |
(評価できる施策) (その理由) |
佐藤 |
(評価できる施策) (その理由) |
高橋 |
(評価できない施策) (その理由) |
佐藤 |
(評価できない施策) (その理由) |
高橋 |
秦野市の将来を考える方々の熱心なお勧めがあったことがきっかけとなりました。多岐にわたる38年間の行政経験を生かし、大変革期にある「ふるさと秦野」を大きく飛躍発展させ、次世代に引き継ぎたいと思っています。 |
佐藤 | 時代の大転換期、生まれ育った秦野が衰退していくのを黙って見ていられませんでした。働き盛りの責任世代、次の世代への架け橋として舵取りを行い、秦野市を抜本的に改革すべく、身を粉にして働く覚悟を決めました。 |
高橋 |
新東名の開通を契機として、秦野市の北側の「表丹沢」と、南側の「小田急4駅」を一体のものとして、魅力づくり・賑わいづくりに取り組むことによって、全国屈指の森林観光都市を実現することです。 |
佐藤 | ①身を切る改革と抜本的な行政改革でコロナ禍に苦しむ人への独自の救済 ②ハコモノに頼らず、今ある資源を最大に活かす行政への転換 ③子育て・教育先進市の実現で若者を呼び込むまちづくり、地域福祉力の向上 |
高橋 |
新型感染症対策の推進です。オミクロン株の出現など、今後の見通しに不透明感はあるものの、市民の皆さまの命と暮らしを守るため、引き続き「感染拡大防止」と「社会経済活動」を両立させた対策をとってまいります。 |
佐藤 | 年少、生産年齢人口の減少です。20代後半~30代は結婚・出産や持ち家購入のタイミングとなることが多く、定住促進において重要な世代なので、雇用の機会を増やす企業誘致や子育て世代を後押しする施策等を進めます。 |
高橋 |
市民総ぐるみで、災害に対する日頃の備えを万全にしておくことです。激甚化する風水害や、切迫性が指摘される大規模地震などを想定した「地域防災体制の整備・強化」や「災害応急体制の充実」を図ります。 |
佐藤 | 市民の生命に直結する点で全て重要ですが、土砂災害への対応は特に重要です。新たに指定された土砂災害特別警戒区域の周知、避難を中心とした対策強化、個人で実施する対策工事への補助金制度拡充等が挙げられます。 |
高橋 |
新たな日常を模索する中で、デジタル化の推進は待ったなしです。市役所の事務手続きはもちろんのこと、教育や商工業など様々な分野でデジタル化をより一層進めます。 |
佐藤 | 紙の書類による業務や対面での手続きのデジタル化を推進し、3密の回避など、市民の安全を守りながら、職員の生産性向上と市民の利便性向上を同時に実現します。(デジタルを活用できない方へのフォローも実施) |
高橋 |
秦野市の歴史を振り返れば、積極的な企業誘致が地域経済の活性化や市勢の発展に大きく寄与してきたことがわかります。新東名開通を契機にした企業誘致は、秦野市が飛躍、発展する大きなチャンスになります。 |
佐藤 |
企業誘致は、地元で新しい雇用を生む、税収の増加により市民へ還元できる施策が増えるなどのメリットがあります。企業誘致や施設再整備に対する自治体間競争は激しく、行政が仕掛け役となり取り組んでいきます。 |
高橋 |
表丹沢の魅力づくりと小田急4駅のにぎわいづくりが進み、全国屈指の森林観光都市として、活力にあふれるまちになり、誰一人取り残されない地域共生社会が実現した市民が誇れるまちになっていると思います。 |
佐藤 |
今のままでは人口減少や債務の増加等、衰退の一途を辿ります。市民と多様なアイデアを出し合い、政策を立案・実行して、安全・安心に暮らせるまちづくりを進め、誰もが魅力を感じ愛着と自慢できるまちを実現します。 |
高橋 |
都市(まち)を活性化させ、元気にするためには、若者の力が必要です。若者がふるさとに住み続けられるように働く場を確保し、結婚、妊娠・出産から子育てまで、切れ目のない支援策を充実させることです。 |
佐藤 |
「市民にとって納得感のある市政」を目指します。まずは一般感覚で違和感のある4年毎に支払われる退職金1千数百万円を返上。また、朝夕の市長公用車送迎や異例の定年退職延長を廃止し、削減した財源を還元します。 |
高橋 |
表尾根にある三ノ塔です。小さい時からよく登った山で、晴れた日に標高1205mの山頂から眺める秦野盆地と相模灘、その先に続くパノラマ風景は絶景であり、心の安らぎとゆとりを取り戻してくれ、元気の源になります。 |
佐藤 |
〇スポット 弘法山公園、菜の花台、水無川、震生湖など 〇理由 「我を育てし故郷の山 遊び戯れし故郷の川 歴史に学びし先達の知恵」といった秦野の礎が想い浮かび、季節の移ろいを楽しめるため。 |
高橋 |
憲政の神様と称される尾崎行雄(咢堂)の「人生の本舞台は常に将来にあり」という言葉です。何事も前向きにとらえ、未来志向で物事に取り組む姿勢に共感しています。 |
佐藤 |
他人の風やチャンスというものは乗るものではない。自分でつくるもの。その風やチャンスを呼び込む力は、日々の行動を支える大きな目標に他ならない。恩師:北川正恭早大名誉教授、元三重県知事、元衆議院議員 |