多摩市長選 2022 立候補予定者アンケート
独自アンケートを実施
任期満了に伴う多摩市長選挙は4月3日告示、10日に投開票される。
立候補の意思を明らかにしているのは、4期目を目指す現職の阿部裕行氏(66)と前市議の遠藤千尋氏(46)、プロレスラーの松田道人氏(48)の3人。
タウンニュースでは立候補を予定している3人に対しアンケートを実施。設問はコロナ対策についてや推進する施策など4項目、全員から回答を得た。
立候補予定者(50音順)
氏名 | 年齢 | 党派 | 新現別 | |
---|---|---|---|---|
阿部 裕行 あべ ひろゆき |
66 | 無所属 | 現 | |
氏名 | 年齢 | 党派 | 新現別 | |
---|---|---|---|---|
遠藤 千尋 えんどう ちひろ |
46 | 無所属 | 新 | |
氏名 | 年齢 | 党派 | 新現別 | |
---|---|---|---|---|
松田 道人 まつだ みちひと |
48 | AI党 | 新 | |
アンケート結果
阿部 |
高齢者や子どもたち誰もが幸せに生きられる「健幸まちづくり」、ジェンダー平等、障がい者差別解消、子どもの権利・若者活躍、気候非常事態宣言など「誰一人取り残さない」多摩市目指し、市民の皆さんと一緒に走り続けてきました。 |
遠藤 |
現市長はすでに12年の長期政権。児童が小学校を卒業するまで同じ市長というのはいかがなものでしょうか。職員はもはや、市長判断に異論が挟めなくなっています。市政を刷新して、ハコモノ行政を食いとめましょう。 |
松田 |
素晴らしいと思います。 |
阿部 |
市民の命と暮らしを守る、ことを最優先に多摩市医師会など医療関係者と連携し、PCR検査、ワクチン接種など東京都のなかでもスピーディに対応。自前の保健所を持たない自治体として国にモノ申し情報連携を強化し、電話相談、自宅療養者支援を行っています。 |
遠藤 |
医療関係者、市民、職員の皆さんには感謝申し上げます。しかし多摩市は中核市でないため、保健所(東京都)との連携がとれずに患者の人数や症状把握に大きな課題を残しました。市長自ら保健所に乗り込んで、問題解決にあたるべきです。 |
松田 |
無回答 |
阿部 |
高齢者が一人で暮らせるまちづくり、地域で孤立しないコミュニティづくり。地域包括ケアの拡充。さらには地域担当職員の導入など強化していきます。シルバーパスの軽減でまち歩きも楽しめるように。 |
遠藤 |
多摩市には多くの団地や坂があり、階段の上り下りが大変。段差の解消が課題です。永山駅から諏訪への大階段など、歩行者が多い階段にはエスカレーターを設置し、パルテノン大通りにも動く歩道を設けるなどバリアフリーを進めるべきです。 |
松田 |
運転免許証の自主返納後の移動手段 |
阿部 |
・地球環境はまさに危機的状況です。CO2排出ゼロに向け、多摩清掃工場のエネルギーでまずはこの4月、市役所、小・中学校など45か所の公共施設CO2排出実質ゼロを実現し、まちぐるみで電力の地産地消に取り組みます。 ・多摩ニュータウンの団地建て替えへの支援、多摩センター・永山エリアの活性化、南多摩尾根幹線沿道の賑わい創出、多摩川「かわまちづくり」など、人口減少時代の中にあっても住んでいてよかったと言われるふるさと多摩を実現していきます。 ・スポーツの力で未来への投資、そして文化芸術で子ども・若者が羽ばたけるまちを目指します。知の地域創造となる中央図書館、リニューアルオープンするパルテノン多摩、民間活力でプレイパーク、インクルーシブ公園などの導入で生まれ変わる多摩中央公園など未来への投資で夢を紡ぐまちづくりを進めます。 |
遠藤 |
・戦後の日本を作ってきてくれたシニア層のために、旧豊ヶ丘中学校跡地に、民間資金で認知症や介護など、都内指折りの老人ホーム付き介護拠点を作ります。多摩で安心して年齢を重ねられるようにします。 ・公共施設への過剰な投資をやめて、お金の流れをハコモノからヒトへ変えていきます。現職は150億円もの税金(市民一人当たり10万円)をハコモノ投資に使いました。脱ハコモノ条例を作ります。 ・多摩市には100億円を超える貯金があります。いまこそ貯金をはたいて高齢者用のシルバーパスを無償化し、返済不要の奨学金を増やします。出産費用にお金がかかる社会はおかしい。あたたかい福祉の多摩市を目指します。 |
松田 |
・多摩ニュータウンの空室にウクライナ避難民を受け入れる。そして次に、受け入れた避難民の方の生活支援が必要になり、そこをセットで行うことを実現できれば素晴らしいことかと思います。 ・人間的であることのひとつに、「ありがとう」という言葉があります。双方が気持ち良く、人と人が繋がっていると感じる最高の瞬間ではないでしょうか。経済合理性で行動決定することをやめ、「ありがとう」をベースに全員が行動していく世界をつくる。 ・ありがとうをベースに発行する暗号資産「ThxU」の導入。その新しい仕組みを実証実験から始めるべきだと考えています。「お金より感謝」。 |