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長崎原爆の日

本日は、長崎への原爆投下から71年となる忘れてはならない日です。昭和20年8月9日午前11時2分、一発の原子爆弾により、長崎の街は一瞬で廃墟と化しました。

8月6日の広島原爆の日と共に忘れてはならない日です。


今は亡き、妻の実母は長崎出身であることから、8月9日は、私にとってより特別な日となりました。当時投下された、原爆により、24万人の市民のうち、7万4千人が亡くなり、7万5千人が傷つきました。

本日の長崎平和宣言の中には、次のような発言がありました。

「今年5月、アメリカの現職大統領として初めて、オバマ大統領が被爆地・広島を訪問しました。大統領は、その行動によって、自分の目と、耳と、心で感じることの大切さを世界に示しました。核兵器保有国をはじめとする各国のリーダーの皆さん、そして世界中の皆さん。長崎や広島に来てください。原子雲の下で人間に何が起きたのかを知ってください。事実を知ること、それこそが核兵器のない未来を考えるスタートラインです。」


オバマ大統領の原爆資料館訪問については「たかが10分で何がわかる?」「見学ではなく通過」「パフォーマンス」という声が上がる一方、分刻みのオバマ大統領の訪日日程の中で「『何がなんでも行きたい』と言って無理矢理ねじ込んだ10分だった」「当日朝まで不確定な資料館訪問の中、原爆資料館は、特設会場を設営。特別配置された被爆者の遺品やパネル展示を10分間見学した」という裏話も報道されています。


(被爆地ではありませんが)私たちも今月1日~3日までの日程で、熊本地震の被災地を訪問しました。震災被害の傷も癒えない中にあって、躊躇する声もありました。事前に熊本県議会、佐賀県議会に対し、「まだ、被災されている方が多くいる中で、視察にお伺いし、御迷惑ではないのか」とお伺いしたところ、「ぜひ、訪問して頂きたい」とのお言葉を頂き、今回の視察(県外調査)が実現することとなりました。私たちも現場主義を貫き、かかった費用以上のものを議会に持ち帰り課題を共有して参ります。




【写真】: 本日の神奈川新聞。津久井やまゆり園における事件を受けて、昨日、神奈川県議会防災警察常任委員会と厚生常任委員会が開催されました。私自身も障害を持つ家族と共に育ち、障害を持つ家族にオムツを替えてもらいながら育ちました。 思うところはたくさんありますが、県議会としても引き続き、課題を認識し議論を重ねて参ります。/長崎視察(2014年2月)の様子。財団法人 長崎平和推進協会の早崎猪之助さん(当時)にご案内頂き、平和公園(1945年(昭和20年)8月9日に投下された原子爆弾落下中心地(爆心地)と、その北側の丘の上とを含めた地域に、平和を祈って設けられた)を廻らせて頂きました。




カテゴリー:政務調査活動(視察), 活動日誌
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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

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