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本日の県議会は4つの特別委員会(東京オリンピック・パラリンピック・ラグビーワールドカップ特別委員会、ともに生きる社会かながわ憲章推進特別委員会、社会問題対策特別委員会、経済・産業対策特別委員会)開催/さとう知一も質問に立ちました

本日の県議会は4つの特別委員会(東京オリンピック・パラリンピック・ラグビーワールドカップ特別委員会、ともに生きる社会かながわ憲章推進特別委員会、社会問題対策特別委員会、経済・産業対策特別委員会)を開催しています。


/東京オリンピック・パラリンピック・ラグビーワールドカップ特別委員会においては、かながわ民進党の二人目として、さとう知一も質問に立ちました。


質問内容・要望事項については、以下の通りです。

(のちほど公表される議事録・会議録が正確な記録となります)


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東京オリンピック・パラリンピック・ラグビーワールドカップ特別委員会(かながわ民進党 さとう知一質問分)


1、

(関連質問)

伊勢原市は丹沢山地・大山エリアの旅館や飲食店、土産物店など29店舗と連携し、店頭でスマートフォン(スマホ)の充電やモバイルバッテリー貸し出しのサービスをはじめたとのことです。過日も、大きく新聞報道されていましたが、観光客のスマートフォン、携帯電話利用者の利便性向上も必要と考えますが、この点についてはいかがでしょうか。


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神奈川県伊勢原市は丹沢山地・大山エリアの旅館や飲食店、土産物店など29店舗と連携し、店頭でスマートフォン(スマホ)の充電やモバイルバッテリー貸し出しのサービスをはじめた。利用は無料。充電中の店舗利用など、エリア内での滞在時間と消費拡大につなげる。無料充電できる店舗に貼付されたステッカー 1日から始めた。利用できるのは充電用コンセント計40台とモバイルバッテリー計35台で、バッテリーの貸し出しには身分証が必要。設置店舗は麓からケーブルカー駅に伸びる「こま参道」の旅館や飲食店などが中心で、店頭に専用のステッカーを貼付している。 充電機器の代金は同市が負担し、充電にかかる電気代は各店舗が負担する。同市は周辺自治体と連携し、大山山頂に無料Wi―Fi(無線LAN)を設置するなど、スマホ利用者の利便性向上策を進めている。

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2、

多様な資源を活用した観光魅力づくりについて、お伺いします。

大山、鎌倉、横須賀の「日本遺産」認定を契機に、日本遺産を核に県内全域の歴史をテーマとする観光プロモーションや受け入れ環境整備を実施するとのことです。大山(おおやま)は、神奈川県伊勢原市・秦野市・厚木市境にある標高1,252mの山であります。丹沢山などの丹沢の山々とともに丹沢大山国定公園に属し、神奈川県有数の観光地のひとつです。日本三百名山や関東百名山のひとつでもあります。大山について、お伺いしますが、日本遺産となった経緯について、確認します。


3、

本日の東京新聞にオリンピック期間中に震災や津波が起きたらという記事が、大きく掲載されていました。

東京オリンピックの開催に向けては、県議会としても、治安インフラの整備の一層の拡充などを求める意見書を国に提出するなどをしているところであります。東京オリンピック開催期間中も、本県においては、大規模イベントが実施される予定です。治安インフラの整備や治安維持については、第一義的には、警察となりますが、 例えば、地域の大規模イベントであれば、市町村の職員も交通整理や案内などにも動員されたりもしているところです。そうした視点から、東京オリンピック開催期間中も、本県において行われる予定の、大規模イベントの開催について、スポーツ局として、どのように考えているのか、確認をさせて頂きます。


4、

東京オリンピック開催期間中も、本県において行われる予定の、大規模イベントの開催については、海外からのお客様にとりましても、喜ばれるものであると考えています。また、オリンピック憲章と「オリンピックアジェンダ2020」では、オリンピック開催にあたりスポーツのみならず教育を含めた文化オリンピアードの実施を義務付けています。これにあわせて、政府は日本文化を発信する首相直轄の「『日本の美』総合プロジェクト懇談会」を設置しているところです。

また内閣官房に東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局を設置し、和食や祭りなどを世界に発信する「beyond2020プログラム」を展開しています。

この他、オリンピックを観光振興のきっかけにしようと地域活性化推進首長連合が310の自治体の参加で発足し、各地の伝統芸能や郷土料理を紹介することで日本文化を発信しているところです。オリンピック期間中においては、「あつぎ鮎まつり」の開催が予定され、また、その少し前には、平塚の七夕まつりなどが予定されています。

インバウンドを取り込む中にあって、オリンピックの文化プログラムとしても、お祭りやイベントは、非常に有効なものであると考えていますが、スポーツ局としては、どの様に考えているのか、お伺いします。


5、

2016年10月より、全国各地で様々な東京2020関連イベントが開催されています。これは、東京2020大会の 大会ビジョンのもと、スポーツだけでなく、文化芸術や地域での世代を越えた活動など、参加者自らが体験・行動し、未来につなぐプログラムであるとのことです。

東京2020公認プログラムとしては、政府(各府省庁)、開催都市(東京都・区市町村)の他、本県のような 会場関連自治体(道県・市町)も対象団体となっています。

東京2020応援プログラム においては、スポーツ団体や大学や専門学校、NPOなどの他、地域関連として、自治会・町内会等、商店街もプログラムに参加でき、公認プログラム、応援プログラム共にマークが指定されています。公認プログラムには、オリンピック・パラリンピックマークが付いています。

東京2020参画プログラムに認証されたイベント・事業にこのマークが付与されるとのことです。これは、ぜひフル活用するべきと考えていますが、関係各所への情報提供は、県としても十分に行っているのか、お伺いします。


6、

オリンピック期間中、もしくは、その直前に行われる「あつぎ鮎まつり」や「平塚の七夕まつり」などにおいては、応援プログラムマークとなると思いますが、非常に良いことであると思いますが、県としては、きちんと情報提供をしていますでしょうか。お伺いします。


7、

東京2020公認プログラムの対象団体は、政府(各府省庁)、開催都市(東京都・区市町村)となっています。厚木市や平塚市は、対象団体と考えて宜しいのかどうか、お伺いします。

また、公認プログラムの対象団体でなかったとしても、東京2020応援プログラムとしての登録が可能と考えますが、どの様に考えるか、お伺いします。


(要望)

東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会開催に伴う文化プログラムについて、要望します。

東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会においては、日本文化の魅力を世界に発信するための絶好の機会でもあります。本県でも、セーリング大会が藤沢市江の島で、野球・ソフトボール・サッカー競技が横浜の地で開催を迎えることから、多くの外国人選手、競技関係者、観光客が来県されることが予想されます。

ついては、海外の人々を惹きつける多様な文化芸術の創造・発展や海外発信、観光振興を図っていくこと。また、オリンピック後も引き続き文化芸術活動の発展、文化財の保存や活用を進めていくために、市町村とも緊密な連携を取りながら確実な計画を持って推進することを要望します。

また、本県ゆかりの文化人、芸術家の方々の力を借りるなど、また来てみたいと思ってもらえる神奈川づくりに努めることも併せて、要望します。


8、

「神奈川の名産100選」の見直しについては、これまでも、わが団として、継続的に要望や提案をしてきたところであります。

これまでも、昭和62年、平成18年と見直しが行われたと承知しております。今回の見直しについての規模感は、どういったものなのか、また、これまでの見直しと異なる点や特徴などがあれば、お伺いします。


9、

本県においては、なでしこブランド、神奈川ブランドといったものもありますが、そうしたものとの連携などは、考えているのでしょうか。


10、

「神奈川の名産100選」の見直しについては、抜本的な見直しが行われるとのことでありますが、「神奈川の名産100選」について、インバウンド、アウトバウンドに対する戦略ついて、何かあれば、教えて下さい。


11、

ラグビー人気が高い国をターゲットとしたプロモーションについてですが、イギリス、オーストラリアとありますが、今後は、どこの国を念頭にアプローチをしていく予定なのか、お伺いします。


(要望)

ラグビー人気が高い国をターゲットとしたプロモーションについては、今後、ニュージーランド等を念頭にアプローチをしていく予定であるとご答弁を頂きました。例えば、厚木市においては、ニュージーランドと交流を行っています。そうした、県内自治体と協力をしつつ、ラグビー人気が高い国をターゲットとしたプロモーションを進めていくと、費用対効果も高いと考えます。

また、ラグビー人気が高い国をターゲットとしたプロモーションについて、例えば、フェイスブック等、SNSの活用なども考えていくべきと考えます。インバウンドを意識した情報発信を要望して、私からの質問を終わります。


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※ 時間の関係で、質問を準備・予定していた「オリンピアンに対するパワハラ問題」「スポーツ基本法『スポーツ団体の努力』『スポーツ施設の整備等』」「アンチ・ドーピングの取組み」「観光資源を活用したニューツーリズムの促進」「ニューツーリズム」「産業ツーリズムの推進」「大会に向けた今後の主な予定『シティドレッシング』(都市装飾)」「ブレディスローカップ」「ラグビーワールドカップのチケット」等の項目については、別の機会に取り上げます。

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【写真】: 豊田スタジアム(豊田市)・花園ラグビー場(東大阪市)/昨年11月8日~10日 東京五輪・ラグビーW杯特別委員会 県外調査

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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

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