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令和2年第5回川崎市議会定例会代表質問 新型コロナウイルス感染症対策について

9月9日に行われた令和2年第5回川崎市議会定例会の代表質問にて担当した質問は、「消防局に関する質問」、「企業版ふるさと納税制度について」、「新型コロナウイルス感染症対策について」、「ホームレスの実態に関する全国調査について」です。

 

「新型コロナウイルス感染症対策について」の質問と答弁の要旨です。

 

質問:(1)本市には、厚生科学審議会の各種委員を務めている坂元医務監と新型インフル・新型コロナ関係国会議等委員を務めている岡部健康安全研究所長がおり、健康福祉委員会においては、他都市と比べても高度かつ闊達な議論がされている。室内換気について何の基準を準用しているか伺う。(2)インフルエンザに対し、国のワクチン保有または生産見込み状況と、避けるべきである自治体間の確保競争に対しての本市の市政の在り方について伺う。(3)市民に対し、コロナウイルス対策をどのように呼びかけていくのか伺う。

 

答弁:(1)換気の悪い密閉空間を改善するための換気方法として商業施設等においては、推奨される換気方法について、建築物衛生法に基づく機械換気による方法と、換気回数を1時間に2回以上行う窓の開放による方法が示されている。室内換気については、部屋の換気回数についてのウイルスに関する医学的根拠は乏しく、建築基準法による換気基準を応用していると伺っている。家庭内で新型コロナウイルスの感染が疑われる方がいる場合は、本人と空間を分けるほか、1時間に2回以上の換気を確保するよう国でも推奨している。一般的な家庭等において、明確な基準はないが一定程度の換気は積極的にしていただきたいと考えている。(2)今冬に供給されるワクチン見込み量は、成人量として6,356万回相当の約3,178万本。インフルエンザワクチンの供給に限りがあることから、予防接種法に基づく定期接種対象者に対し、適切な期間に接種いただけるよう対策を検討している。(3)「必要な場でのマスク着用」「手洗い・手指消毒」「三密をできるだけ避ける」など、これまでの注意は続けつつ生活をしていただくこと、慢性疾患のための通院や必要な予防接種は回避しないこと、高齢者やハイリスクの人になるべくうつさないという心の優しさを持ってほしいという呼びかけなど、引き続き行っていきたいと思う。

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川崎市議会議員〈中原区〉

原 典之

はら のりゆき

原典之

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