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新型コロナウイルス感染症対策特別委員会

本日の私の質問は、コロナ禍の現場で働く県職員への感謝の言葉から始めさせて頂きました。感染症対策の最前線で働く幹部職員の発言について、少し厳しめに指摘をさせて頂きました。


担当課長の答弁の中に「例えば私も、新型コロナに感染していないとも限りませんし~」(午前中)、「この部屋・委員会室の新型コロナ感染者数が市中感染より大幅に高い場合は~」(午後・別会派)等の表現は、分かり易いものであるとはいえ、動画配信をされているやり取りの中で「デマやフェイク情報・流言飛語(事実に反する噂・情報)の流布につながらないか心配。」と指摘をさせて頂きました。


/リアルとデジタルとバーチャルを活用し、コロナ禍に経済を動かしていくからには、できもしない無理な数字を民間に押し付けるようなことはしてはならないし、数値目標を示すためには、その数字は、腰だめの数字、科学的知見に基づかない数字であってはならないと考えます。本県は、LINEをはじめ、沢山の民間企業と覚書を締結していますし、マスクに関しては、厚木市に本社のある株式会社シンズにも過日、高機能サージカルマスク310万枚のご寄付を頂きました。そうした方々の力を借りて、頂きたいと要望します。


また、コロナ禍において世界から注目されている台湾・デジタル担当政務委員(大臣)の唐鳳(オードリー・タン)氏は、コロナ禍においての大切なビジョンは、「公の場でやっていること全てを提供すること」と述べています。
単に情報を公開すればいいというものではなく、例えば、民間事業者に対して、70%の在宅比率で協力してほしいというのであれば、その根拠、やらなければいけない理由と出来得る理由とその根拠も含めて情報を公開しなければ、民間企業は協力してくれません。
オードリー・タン氏は「社会と行政と経済界との協力」「市民が当局を信頼しているというよりも、むしろお互いに信頼しあって、相互に責任を持つことが重要である」と言っています。
シビックテックとは、地域の課題解決に市民自らIT(情報技術)を使って取り組むことを指しますが、台湾のコロナウイルス対応においても重要な視点でありました。県も県民と共に総力戦でコロナと向き合って頂くよう要望し、私も県議会議員として貢献できるよう取り組んでいます。


【写真】: 質問時は、委員席は50%減らしています。私も質問に立ちました。

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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

さとう ともかず

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