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本日から、県議会第三回定例会の後半戦が始まりました/総務政策常任委員会/当事者目線の障がい福祉

本日から、県議会第三回定例会の後半戦が始まりました。本日は県議会本会議。議案上程・知事提案説明や議案説明会等が行われました。その後、総務政策常任委員会(さとう知一)と文教常任委員会の2常任委員会(今このあたり)を経て、議会運営委員会や各会派団会議が開かれます。その後、二回目の本会議開催となります。
9月8日から始まった県議会の第3回定例会の会期は12月17日までです。本日の本会議で億円の補正予算案が提案されました。本日の補正予算案は、一般会計で14億円。新型コロナウイルス対策では、医療従事者などを対象にした3回目のワクチン接種について、県独自の集団接種会場を設置する費用などを計上したものです。補正後の一般会計総額は2兆7544億円となります。
新型コロナ関係以外では7~8月の大雨被害を受けた農林施設の復旧費用4億4900万円分などを確保。一方、22年度に計上予定の事業を前倒し発注するため「ゼロ県債」を過去最多となる129億円設定しています。

黒岩知事の提案説明より一部抜粋(障害者福祉関係)
次に、「当事者目線の障がい福祉」についてです。県では、津久井やまゆり園の再生を進める中で、 利用者の方々がそれぞれの望む暮らしを実現できるよう 、意思決定支援の取組に力を入れてきました。そして、こうした取組を通じて、本人の望みや願いを第一に考え 、本人の可能性を最大限に引き出すためには 、障がい当事者の目線に立った支援や施策が重要であることを改めて認識しました。当事者の望み、願いとは何か、その実現には何が必要か、それらを理解し、実践するため、私自身、障がい福祉の現場を視察し、当事者の皆さんとの対話を重ねています。また、当事者目線という考え方によって、 20年後の神奈川県の障がい福祉の長期的なビジョンを策定するため、「当事者目線の障がい福祉に係る将来展望検討委員会」においても議論を進めており、この10月には、将来のビジョンを含む中間報告が示されました。そのような中、芹が谷やまゆり園が今月16日に開所式を迎えました。津久井と芹が谷、 この2つのやまゆり園の開所を新 しい障がい福祉のスタートと位置付け、開所式当日に、「当事者目線の障がい福祉実現宣言 ~あなたの心の声に耳を傾け、お互いの心が輝くことを目指します~ 」をメッセージとして発しました。このメッセージは、障がい福祉のあり方を、「支援者目線」から「当事者目線」へと大転換を図るものであり、当事者の皆さんの 幸せが、支援者や周りの仲間の喜びにつながる「当事者目線の障がい福祉の実現」に向けて、取り組んでまいります。
この宣言の目指す姿や将来展望検討委員会で検討中の将来のビジョンを実現するためには、本人の思いを踏まえた、その人らしい生活を支える当事者目線 のサービス基盤の整備や人材育成とともに、施策を確実に実施するための普遍的な仕組みづくりが重要です。誰もがその人らしく、地域において仲間や友だちとのつながりの中で暮らせる社会、どんな障がいがあっても、支え合い、愛と思いやりにあふれ 、みんなのいのちが輝く、「ともに生きる社会」を実現すべく全力を尽くしてまいります。
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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

さとう ともかず

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