• このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を印刷

防災警察常任委員会委員会調査(山口県・福岡県)初日/陸上自衛隊山口駐屯地(山口県山口市)/陸上自衛隊山口駐屯地は「日本のクリスマス発祥の地」

本日から3日間、防災警察常任委員会委員会調査(山口県・福岡県)が実施され、本日、山口県に来ています。主な調査箇所は、以下の通り。
(1) 陸上自衛隊山口駐屯地(山口県山口市)
(2) 白島石油備蓄株式会社北九州事業所(福岡県北九州市)
(3) 九州大学大学院工学研究院附属アジア防災研究センター(福岡県福岡市)
(4) 福岡県警察本部(交通捜査課)(福岡県福岡市)

本日は「陸上自衛隊山口駐屯地」を訪問しています。山口駐屯地は、昭和31年(1956年)に開設され、現在は第17普通科連隊などが所在する、中国地方の防衛・警備の要となる拠点です。駐屯地には、歴史を今に伝える施設として「史料館・防長尚武館」があります。もとは旧陸軍歩兵第42連隊の武道場として建設された建物で、戦後の一定期間には連合国軍が駐留し、当時は「ニュージーランド軍司令部官舎として使用された」との説明(広報)がありました。現在は、戦時中の写真や軍装品、自衛隊創設期からの資料などが展示されており、本日もご案内をいただきました(写真撮影については許可をいただいております)。
閑話休題。戦後日本に返還された後、施設は陸上自衛隊の駐屯地として再整備されました。以降、山口駐屯地は国防の任務に加え、大規模災害発生時には人命救助や復旧支援に出動し、平成以降の阪神・淡路大震災、西日本豪雨、さらには令和6年能登半島地震においても重要な役割を果たしています。特に能登半島地震では、発生直後から迅速に部隊が編成され、救援活動にあたったとのことです。
※ 2025年10月19日(日)に「山口駐屯地 創設70周年記念行事」も実施されるとのことです。

(調査事項:災害対策及び消防に関する事項について)
陸上自衛隊山口駐屯地は、第17普通科連隊等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地である。第17普通科連隊は、連隊本部・本部管理中隊及び3個普通科中隊により編成されており、軽装甲機動車・高機動車・大型トラックなどの装備を保有している。昭和26年に山口県下を襲ったルース台風による災害救助のため、警察予備隊(自衛隊)として全国初の災害派遣出動命令が発令されたほか、東日本大震災、熊本地震、平成30年7月豪雨、令和元年房総半島台風、令和6年能登半島地震など、数多くの災害派遣実績がある。
本県でも南海トラフ地震等、大規模災害発生時には、陸上自衛隊に災害派遣要請を行い、連携して対応することも想定されることから、陸上自衛隊山口駐屯地の災害派遣における取組や装備等を調査することにより、今後の委員会審査の参考に資するものとする。

陸上自衛隊山口駐屯地は「日本のクリスマス発祥の地」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を印刷

県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

さとう ともかず

佐藤知一

プロフィールを見る

BLOG

佐藤知一の政治の村ブログ

一覧へ