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出産議員ネットワーク・子育て議員連盟オンライン勉強会「ジェンダー統計について:性別情報はなぜ重要か」中央学院大学現代教養学部 皆川満寿美 准教授

本日(12/19)は、出産議員ネットワーク・子育て議員連盟オンライン勉強会に参加しています。今回は、「ジェンダー統計について:性別情報はなぜ重要か」中央学院大学現代教養学部 皆川満寿美 准教授 を講師にお迎えしています。

=「ジェンダー統計について:性別情報はなぜ重要か」中央学院大学現代教養学部 皆川満寿美 准教授=
新型コロナウイルス感染症拡大によって、ジェンダー格差による課題が世界的に深刻化していることがOECD等でも指摘されています。「コロナ禍の負の影響が男性より女性に深刻であることはグローバルに共通する (OECD 2020: Blundell et al. 2020; ILO 2020)」国連事務総長による政策ブリーフでは、
(1)コロナ感染への対応を検討、企画、決定する際に、女性構成員は男性同様に参画すること
(2)有償と無償労働を含むケア経済を積極的に位置づけることで男女平等の達成を促進する
(3)コロナ感染の社会経済的効果を検討し、評価するにあたり女性と少女へについて常に配慮するの3つの優先事項を挙げています。また、昨年『存在しない女たち』=キャロライン・クリアド=ペレス著、神崎朗子・訳が発売されました。副題は「男性優位の世界にひそむ見せかけのファクトを暴く」です。本書では、世の中の「ファクト」の裏付けとされている数字が、実は性差によって差が生じうる事象が考慮又は把握さえされていない、つまり女性が存在しないかのよう扱われてきた社会の問題の事実が述べられています。これは、男女間の対立を作ることではなく、性差によるデータを把握することはジェンダー平等の前提であり、その前提を踏まえて社会課題に対応しないと、課題解決に至らないと感じます。(永野ひろこ代表幹事)

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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

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