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参議院議員選挙が終わりました/候補者の皆様・関係者の皆様、お疲れ様でした

7月11日午前3時ころ、神奈川県選挙区の5人目が決まりました。松沢候補は、当日午後8時と同時に当選確実となりました。松沢成文陣営は、全県的な応援体制もなく、初日のポスター掲示もご苦労されるほど支援組織はほとんどありませんでした。(厚木市全域320箇所は、さとう後援会で12組組織しスムーズに貼り終えることが出来ました)

閑話休題。
私は、今回の選挙ほど「政治家の言葉の力」について考えさせられた選挙はありませんでした。この最後の松沢成文候補の演説を生で聞いた時、私は心から感動を覚えました。また、実は一度も入ることはできませんでしたが、前埼玉県知事の上田きよし候補の選挙結果に対する執念も、相変わらず強烈で、私はまだまだ甘いなと強く思いました。連日、一日12時間駅に立ち続ける鉄人ぶりは、驚嘆に値します。選挙期間中は、私も「リミッターが外れているようだ」と支援者から言われたくらい頑張り続けましたが、上田きよし候補と同じことが、今の私にできるかどうか、正直自信がありません。まずは、松沢しげふみ候補と上田きよし候補の選挙中に撮影された動画を見返しながら、今回の選挙戦を振り返ってみようと思います。

==(朝まで)==

結局、完徹し、少し休んで登庁しています。20年来のお付き合いで、今回、一番力を入れて応援した松沢成文候補(神奈川選挙区)、串田誠一候補(全国比例)は、二人揃っての当選となりましたが、松沢候補は、投票締め切りと同時に当確、逆に串田候補は、翌朝5時56分に当確が出ました。結局、最初から最後まで、開票の行方を注目することとなりました。

また、これまでの繋がりで応援していた 立民の青木愛候補(全国比例)、自民の阿達雅志(全国比例)も、同じくらいの時間(翌朝6時とか)に当確が出ました。
当選に至らなかった候補者達の名前は出しませんが、「素晴らしい仲間たちに恵まれ、悔いはない」とする候補者に対しては、最後まで、ハンデキャップを乗り越えて、言葉の力で戦ってほしかったと実は残念に思っています。厳しいようですが、凶弾に倒れた安倍元総理を理由に「選挙運動をしない」とされたことは、どこか、(私は)選挙運動を下にみているように感じられました。
選挙運動を戦う候補者とは、別次元で戦うことで、現実の数字から目を背ける行為に写り、私は本当に残念な気持ちがしました。感動ポルノと揶揄される某24時間企画を思わせるパフォーマンスは、結果的に注目を集めることとなり、成功したかも知れませんので、これ以上、私は言及しませんが、この候補者には本当に本当に期待していた分、落胆しました。(ハンディキャップがあっても、それを凌駕する能力をこの人はもっているから、最後まで言葉の力で戦ってほしかった)

一方、一度も応援に入れませんでしたが、埼玉県の上田清司候補の「毎日駅を決めて、12時間駅に立ち続ける」というのも、上田知事の選挙に対する執念が感じられました。愛知県の伊藤たかえ候補も「反復横跳び」と自称する猛烈な「名刺(名刺型選挙ビラ)配り」をしています。
「何が違うの?」と言われると説明が難しいですが、ある種 候補者は、選挙戦で自分に酔うものですが、当選に至らなかったこの候補者は、今回の選挙戦で「候補者になり切れなかった」ように思います。この方は、どの世界にあっても生きていける方ですので、今後に期待しています。

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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

さとう ともかず

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