• このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を印刷

本日の視察先は熊本城の復興状況について(熊本城総合事務所・熊本城調査研究センター)

本日の調査先は、熊本城総合事務所・熊本城調査研究センターの3名の皆様にご対応頂き、熊本城の復興状況について調査しました。これまでも、熊本地震による被害からの復興については、友人の寺崎秀俊 復興庁審議官が熊本市副市長だった時から現場を何度も訪問し注視して参りました。
「2016年4月に熊本県全域を襲った熊本地震で、特別史跡熊本城跡は甚大な被害を受けました。石垣は全体で79,000㎡のうち、約3割に当たる23,600㎡が崩落し、復旧計画では復旧に35年かかるとされています。」
熊本城は重要な観光資源で、復旧工事を公開しながら作業を行うことが求められます。そこで日本財団の支援を受けて「特別見学通路」が作られ、本日も詳細にご説明頂きました。通路設置には困難が伴います。
(以下、日本設計のホームページから引用)
「特別見学通路の実現のためには、特別史跡内として厳しく制限された中で、難しい設計条件と熊本城の景観に配慮する必要がありました。地中及び地表面に多くの遺構が確認されているため、堀削や樹木伐根はできず、杭を打つことも出来ないので、置き基礎による計画を行い、石垣の崩落が想定される範囲には原則基礎は配置せず、安全性を担保しています。また復旧工事が継続的に行われる予定のため、工事車両動線の確保と、安全確保のため工事動線と分離した見学通路を設ける必要がありました。さらに敷地内の多くの樹木を極力伐採しないような配置も検討しました。」

本日の調査先概要:(4)熊本城の復興状況について (昨日)防災センターで学んだことを踏まえて、熊本城の復興状況について調査し、当時の被害状況や想定、歴史的建造物の耐震化などを調査し、本県の防災対策の参考にする。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を印刷

県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

さとう ともかず

佐藤知一

プロフィールを見る

BLOG

佐藤知一の政治の村ブログ

一覧へ