台湾・高雄市 滞在2日目/台風「楊柳(ポードル)」襲来
2025年8月13日(水)|台湾・高雄市 滞在2日目
台湾に台風襲来のニュースが昨晩からテレビを賑わす。昨日までは「それほど強くないだろう」と楽観視していました。
【台風「楊柳(ポードル)」の概要】
台風11号「楊柳(Podul)」は8月12日朝、台湾中央気象署により「陸上台風警報」が発表され、高雄市・屏東・花蓮・台東などに警戒が呼びかけられました。台風は8月13日正午前後、東部・台東に上陸する見込みで、高雄にも強い影響が予想されていました。
【勢力・雨風】
中心付近の最大風速は35 m/s(約126 km/h)、最大瞬間風速は45 m/sに達し、強い勢力でした。南部山間部では短時間で400 mm超の豪雨が予想され、30 m/sを超える暴風にも警戒が必要とされました。
【政府の対応】
高雄市を含む南部9つの県市では8月13日を一斉に停班・停課(休業・休校)とし、市長による防災体制の強化指示も出されました。また航空・鉄道などの交通機関は全面的に運休や大幅な遅延措置が取られました。
⸻
現地で感じた台湾高雄市 台風の半日
朝:ホテルを出ると、いつも賑やかな朝市の賑わいは霧散。雨でもみることができると判断し、澄清湖海洋奇珍園(水族館)に行きました。
澄清湖の水族館へ向かう途中:澄清湖入口は閉じられ「本日休館」の文字が、掲げられていた。その足(タクシー)で向かった国立科学工芸博物館も休館。ホテルに戻り、台湾政府が一斉休館の指示を出していたことを知り、この報告を記しています。本日一日、自粛します。
街の様子:一部飲食店を除き、ホテル内の店舗も休業対応をしています。普段の喧騒はなく、開いているのはコンビニやチェーン系カフェくらい。風が強まり、遠くでサイレンも鳴る。自然の力と、人々の慎重な備えが交差する時間だった。
政府の「停班停課」は適切な判断だったと肌で理解する一方で、とても参考になる。そもそも予定らしい予定は組まず、その時の気分でまわる旅行でありましたので、今のところ、特に影響はありません。

2025年08月13日 13:26