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大阪二日目は 今年3月に全体整備が完了した「なんば広場(Namba Plaza)」を中心に現地調査を行いました/りくろーおじさんのチーズケーキ

二日目は、今年3月に「なんさん通り」を含めた全体整備が完了した「なんば広場(Namba Plaza)」を中心に現地調査を行いました。(広場内には「平和祈念の像『朗風』」も設置されています。)
私はこれまで議会で本厚木駅周辺の歓楽街対策を取り上げ、警察本部長から答弁を引き出してきましたが、その視点からも参考とするため、午前中はアメリカ村、黒門市場、道頓堀、心斎橋筋、戎橋筋などを視察しました。
特にアメリカ村や道頓堀エリアでは、日本人ガイドに案内される10人前後の外国人観光客のグループが複数見られ、観光需要の高さと街のにぎわいを実感しました。

[なんば広場(Namba Plaza)視察報告(万博連携含む)]
二日目は、大阪・なんば広場(Namba Plaza)の視察を実施した。本広場は、2008年に地域の町会・商店街・企業を中心とした構想から始まり、「なんば駅前を歩行者中心の広場へ転換する」という強い意思のもと検討が開始された。その後、大阪市をはじめ周辺企業も参画し、社会実験を繰り返しながら事業が推進され、2025年3月22日に全体整備が完了した。
2023年11月23日には、まず駅前の広場部分(約6,000㎡)が先行整備され、従来タクシー乗り場やロータリーとして機能していたエリアが歩行者のための公共空間として開放された。続いて、「なんさん通り(南北区間)」を含めた整備が達成され、日中は歩行者が安全・快適に移動・滞留できる空間を確保しつつ、夜間は荷捌きなどにも対応し得る柔軟な空間構成が実現された。

【整備プロセスの概要】
・2008年 地域主体による構想・検討の開始
・2016年 社会実験(歩行者空間化等)の実施
・2018年以降 大阪市・CFK等の参画により企画・設計が本格化
・2021年 社会実験の再実施
・2023年11月 広場部分を先行オープン(約6,000㎡)
・2025年3月 なんさん通りを含めた全体整備が完了

本事業は、地域住民・商店街・南海電鉄・高島屋・丸井・大阪市などが協力する官民連携プロジェクトとして推進された。かつては車両優先で歩道が狭く、安全性や快適性に欠ける駅前空間であったが、今回の整備により歩行者が安心して行き交い、滞留できる豊かな公共空間が創出された点が特筆される。
(大阪・関西万博とのコラボ)
また、防災時の一時避難機能を備えるほか、文化発信やイベント開催など賑わい拠点としても活用されている。さらに、大阪・関西万博との連携も見られ、2025年4月9日から12月31日まで「大阪・光の饗宴2025」と題したイルミネーションイベントが開催されている。幻想的な光の演出が地域の夜景を彩り、都市空間と国際催事を結びつける好例となっている。また、この広場は万博に関する展示やワークショップの発信拠点としても活用され、公共空間と国際イベントとの相乗効果を発揮している。
このように、官民協働の合意形成、社会実験を通じた設計検証、多機能空間の整備は、駅前再編を進める他地域にとって有用な先行事例である。特に神奈川県内の本厚木駅や橋本駅などの交通拠点においても、歩行者空間の拡充や防災機能の導入を検討する上で大きな示唆を与えるものである。

「りくろーおじさんのチーズケーキ(焼きたてチーズケーキ)」は非常に人気があると聞いていたため、今回少し意識してみました。
なんば本店では、開店から閉店まで次々とケーキが焼き上がり、ハンドベルの音とともに行列が絶えないとのことです。実際に訪れた際も、売り切れていて、私が着いたタイミングでベルが鳴り、焼き上がりを待つ多くの外国人観光客で賑わっていました。
また、新大阪駅の新幹線改札外店舗では売り切れ。当初は購入予定はありませんでしたが、改札内店舗では運よくタイミングが合い、購入することができました。(ただし、私の後ろ二人で売り切れとなりました。)

賛否あるようですが、家族へのお土産とします。

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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

さとう ともかず

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