【1週間ダイジェスト】令和7年11月10日〜令和7年11月16日
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11月10日(月)
【トイレの日】
11月10日は「トイレの日」です。 日本では当たり前に思えるトイレですが、災害時にはその価値が一変します。避難所で最初に問題になるのは食料ではなくトイレです。断水や下水道が機能しないと、排泄物を流せずに悪臭や衛生問題が発生します。不衛生な環境は感染症を招き、トイレの行列は体力も気力も奪います。 特に高齢者は「迷惑をかけたくない」と水分を控えがちで、脱水症状や尿路感染症を引き起こす危険があります。トイレは“命を守るインフラ”なのです。 世界に目を向けると、35億人が安全なトイレを利用できません(WHO/UNICEF)。トイレの整備は衛生だけでなく、女性や子どもの安全、教育の継続にも影響があります。 11月10日「トイレの日」。 今日は、身近なトイレを見直すとともに、非常用トイレの備蓄について家族で話す日にしてみませんか? トイレが使えるということは、私たちの尊厳を守ることにつながっています。
11月11日(火)
【会津との絆の礎】
今年は横須賀市と会津若松市が友好都市提携を結んで20年となります。 その礎として、半世紀にわたって祈りを捧げてきた三浦半島会津藩士顕彰会の存在も大きいでしょう。 先日、鴨居の西徳寺で恒例の会津藩士の法要が行われました。 私が生まれ育った鴨居は、江戸湾防備と会津藩士の歴史をつなぐ大切な場所でもあります。 以下のブログもご覧ください。
【ブログ】会津藩士の眠る丘 ― 鴨居に残る海防の記憶と、いまも続く祈り
11月12日(水)
【かながわオーラルフレイル健康相談】
県では、これまで、公益財団法人神奈川県歯科医師会などと連携し、「噛む」「飲み込む」「話す」といった口のまわりの軽微な衰えがつみ重なった状態であるオーラルフレイルの対策に取り組んできました。 この度、神奈川県歯科医師会と連携し、お口の未病改善の取組として、地域の歯科医療機関においてオーラルフレイルについて相談できる「かながわオーラルフレイル健康相談」を、11月10日より開始しました。 横須賀市では3箇所が相談を受けています。 詳しくは下記リンクをご覧ください。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/cz6/prs/r5269850.html
11月13日(木)
【外房で見つけた緑の電話ボックス】
千葉の外房を海岸沿いに走っていると、どこの町でも見かけるのが、コンビニの店先に立つ緑の公衆電話でした。 スマートフォン全盛の時代に、なぜこれほど多く残っているのか――。気になって調べてみると、そこには地域の防災と通信を守るための仕組みがありました。 公衆電話は、災害時に停電や通信障害が起きても使える「最後の砦」として位置づけられ、千葉県では沿岸部を中心に自治体とNTTが連携して維持しているのだそうです。 一方で、神奈川県では撤去が進み、日常の風景から姿を消しつつあります。 消えゆくものと、あえて残すもの。 その違いに、地域のあり方が見えてきます。 → 続きはこちらからご覧ください。
11月14日(金)
【インフルエンザの流行警報を発令】
神奈川県内では第45週(11月3日から11月9日まで)のインフルエンザの定点当たり報告数が「36.57」となり、従来の流行注意報の基準である「30.0」を超えました。 インフルエンザの感染予防と感染拡大防止のため、手洗い、咳エチケットを徹底するとともに、インフルエンザワクチンの接種を検討しましょう。 詳しくはこちらのリンクをご覧ください。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/prs/r4955835.html
11月15日(土)
【動物愛護センター視察】
県動物愛護センターを視察し、現場で働く職員の皆さんから率直な声を伺いました。動物愛護行政は、動物を「生かす」ことが使命であり、だからこそ保護頭数が増える状況は本来、歓迎すべきことではありません。職員の立場からすると、飼育放棄や多頭飼育崩壊のような案件が絶えない現実に向き合う一方、保護体制の拡充を求められるという、複雑で矛盾した思いを抱えているのではないかと感じました。
センターでは、一頭一頭の健康管理や譲渡への取り組み、負担の大きい夜間対応など、粘り強い努力が続けられています。しかし、そもそも飼育放棄を生まない地域づくり、多頭飼育崩壊を未然に防ぐ仕組みなど、「入口」での対策が不十分であれば、いくらセンターを強化しても“追いつかない”構造は変わりません。 今回の視察を通じ、行政・民間・地域が一体となり、飼い主教育、適正飼養の普及、福祉と動物愛護の連携など、総合的な取り組みが不可欠だと改めて実感しました。動物を大切にできる社会づくりは、人の支え合いにも繋がっていきます。現場の声を県政にしっかりと反映し、より良い仕組みづくりに取り組んでいきたいと思います。
11月16日(日)
【ヴェルニー・小栗祭】
昨日行われた「ヴェルニー小栗祭」は、160年前に横須賀製鉄所の建設が始まった歴史を静かに振り返る、温かな時間となりました。秋晴れの下、ヴェルニー公園には市民や関係者が集い、フランス人技師ヴェルニーと小栗上野介忠順の功績に思いを寄せました。献花や式典では、両者が歩んだ道のりと、横須賀が日本の近代化に果たした役割の大きさがあらためて胸に迫ります。 製鉄所建設が始まったのは1865(慶応元)年。160年前、横須賀の地で技術革新と国家の未来を見据えた挑戦が始まりました。ヴェルニーが最新技術を導入し、小栗が政治的混乱の中でも国家の将来を賭けて推し進めた事業は、その後の日本の工業発展を支える礎となりました。 昨日の祭では、歴史展示や団体の紹介などを通じ、先人の志を今に伝える取り組みが続いていることを実感しました。賑わいというより、深い敬意と静かな感謝が会場を包む、横須賀らしい雰囲気の行事でした。 160年前の挑戦が、今の横須賀を形づくっている──その事実をあらためて胸に刻む一日でした。

2025年11月23日 17:30








