• このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を印刷

厚木王子高校 開校記念式典・発表会・祝賀会/厚木北地区地域福祉推進委員会ふれあい部会「会食会」(敬老感謝の会)

本日午前は、厚木北地区地域福祉推進委員会ふれあい部会「会食会」(いわゆる敬老感謝の会)に小島正博厚木市議と共にお伺いしました。長年にわたり地域を支え、今の厚木を築いてこられた皆さまに、心からの敬意と深い感謝を込め、代表して、ご挨拶を申し上げました。
アトラクションには、厚木ゆかりのアーティスト「マナカマサ」さんが登場。温かくも力強い歌声が会場を包み込み、まさに「ふれあい」の名にふさわしい、世代をつなぐ特別なひと時となりました。

その後中座し、厚木市文化会館大ホールへ。
「厚木王子高校 開校記念式典・発表会」に出席し、ステージ上よりお祝いのご挨拶を申し上げました。未来を担う若者たちの希望に満ちた眼差し、そして新たな学びの舞台の幕開けに立ち会えたことに、大きな感慨とエネルギーをいただきました。
夕刻17時30分からは会場をレンブラントホテル厚木へ移し、「開校記念式典 第三部(関係者祝賀会)」へ。学校、行政、地域、関係者それぞれの熱い想いがひとつに重なり合う、まさに新たな船出にふさわしい夜となりました。

挨拶では、次のようにお話しさせていただきました。
「私は現在55歳。当時と比べると、今の高校生の数はちょうど半分です。かつて掲げられた“県立高校100校計画”も今は遠い記憶となり、少子化のもと高校の再編・統合は避けられない時代を迎えています。
同窓会長のお話にもあったとおり、統合のプロセスでは多くの葛藤と反対の声があったことも事実です。しかし校長先生が仰ったように、『地域の理解と協力のもとに実現したベストミックスの統合』であると、私も深く受け止めております。
私は卒業生ではありませんが、20代の頃、スリランカに職業訓練校を設立するなど国際支援と交流活動をしておりました。厚木東高校のひがし座の皆さんにご協力いただき、留学生交流会で人形浄瑠璃を披露して頂きました。また厚木商業高校からは、使われなくなった多数の英文タイプライターをご提供頂き、それをアジアやアフリカの学校へ届け、現地で大変喜ばれました。
こうしたご縁から、両校には私自身、特別な思いがあります。その歴史と魂を引き継ぎ、今日『厚木王子高校』として新たなスタートを切るこの日を迎えたことに、胸が熱くなる思いです。
統合は終わりではありません。ここからが始まりです。若者の可能性を広げていくことこそ、私たち大人の責務であり、これからも地域、行政、そして教育現場の皆さまと力を合わせ、新たな学校の輝かしい未来を後押しして参ります。」

地域の歴史と未来が、新たな形で一歩を踏み出した一日。改めて強い希望を抱いた一日となりました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を印刷

県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

さとう ともかず

佐藤知一

プロフィールを見る

BLOG

佐藤知一の政治の村ブログ

一覧へ