【1週間ダイジェスト】令和7年12月8日〜令和7年12月14日
このブログの【1週間ダイジェスト】は、永井まさと【公式】LINEでお届けした活動内容・県政情報を一週間ごとにダイジェストでお届けするものです。永井まさと【公式】LINEにご登録いただくと、活動報告・県政情報にいち早く触れることができます。これを機にご登録ください。なお、【公式】LINE限定記事など、ダイジェストに反映されない記事もあります。
12月8日(月)
【幸福を指標とする政治へ】
最近、多重債務者が急増しているというニュースを目にしました。物価高や収入の伸び悩み、生活費のために借りざるを得ない人が増えている現状に、胸がざわつきました。個人の浪費ではなく、働いても生活が苦しい社会構造の中で追い込まれていく人がいる。「自己責任」で片付けられる問題ではないと、改めて感じます。 そもそも政治とは、人々が希望を抱ける未来を示し、たとえ困難があっても前へ進む気力を与える存在だったのではないでしょうか。しかし、現在の「経済を良くする」という言葉が、一般の暮らしと結びつかず、大企業だけが恩恵を受ける構図が続くと、国民は未来への期待を失います。 政治が重視すべきは、GDPや利益ではなく、国民一人ひとりの幸福や安心です。収入の安定、健康、家族との時間、地域のつながり、そして失敗してもやり直せる社会。数字に表れにくいこれらこそが、人生の質を左右します。 国家の指標を「幸福」に置き換えることは理想論ではなく、社会が再び希望を持つための現実的な視点です。政治が国民の幸福を真正面から捉えるとき、希望を共有できる社会が動き始めるのではないでしょうか。
12月9日(火)
【地震防災】
昨日の北海道三陸沖地震は驚きました。皆さん大丈夫でしたか? 幸い津波被害はほぼなかったようですが、道路陥没や水道管に亀裂が入ったり、建物火災が起こったり、家具がぐちゃぐちゃに倒れたりする被害が報道されており、今も避難している方が大勢いらっしゃいます。 もし今、自分の地域で同じような地震が起こったら。。 想像力を働かせながら地震防災に取り組む必要があります。 1日も早く避難生活が解消することを祈ります。
12月10日(水)
【建設・企業常任委員会】
本日、神奈川県議会建設・企業常任委員会が開会されます。 私の質問は午後1時50分ごろからになりそうです。 我が会派の代表質問・一般質問を受けての質疑、議案や報告に対する質疑や所管事項に関する質疑を予定しています。 インターネット中継もあります。
https://kanagawa-pref.stream.jfit.co.jp/
12月11日(木)
【タッチパネルに冬を感じます】
寒さが深まり、空気が乾いてくると、日常の中で小さな不便が増えてきます。スマートフォンの画面をタップしても反応しない、駅の券売機やATM、セルフレジのボタンを押してもなかなか反応してくれない——そんな経験はありませんか。「手が乾燥しているから?」「年齢のせいかな…」と感じたことのある方は少なくないと思います。 実はこの現象、決して老化のせいだけではありません。タッチパネルは、指先にある微弱な電気を感知して反応しています。しかし、乾燥した冬の空気の中では皮膚の水分が減り、電気が伝わりにくくなります。つまり、冬の指先はタッチパネルとの相性が少し悪くなるのです。 対策としては、手を温めたり軽く保湿をしたり、指先ではなく手のひら全体で触れてみるなど、ちょっとした工夫で反応が改善することがあります。タッチパネルは便利な技術ですが、それに戸惑うことで季節の移ろいを感じることもあります。 画面に向かって「反応して」と小さく願うような仕草も、どこか人間らしくて、微笑ましい冬の風景ではないでしょうか。
12月12日(金)
【日常の風景と政策のタネ】
買い物の仕方が変われば、日常の風景も少しずつ変わっていきます。 最近、朝の資源回収で段ボールの山を見るたびに、私たちの暮らしが静かに、しかし確実に姿を変えているのを感じます。 便利さを求めた結果、地域のインフラや物流の現場にはどんな負担が生じているのか――そんなことを考えるきっかけになりました。 以下のブログをお読みください。
12月13日(土)
【「タイワンリス」と呼ばなくなった理由】
最近、「タイワンリス」という言葉をあまり聞かなくなりました。 代わりに使われることが増えたのが「クリハラリス」という名称です。 かつて日本では、台湾から持ち込まれたことを背景に「タイワンリス」と呼ばれてきました。しかし実際には、このリスは台湾だけでなくアジアの広い地域に分布する種であり、学術的には「クリハラリス」と呼ばれています。現在、外来種対策や生態系保全の分野では、より正確な名称を用いる流れが進み、行政や専門家の間では「クリハラリス」という表記が主流になっています。 名前が変わったからといって、問題そのものが消えたわけではありません。農作物被害や在来種への影響といった課題は、今も現実として存在しています。ただ、呼び名を正確にすることは、物事を感情やイメージではなく、事実として捉え直す第一歩でもあります。 言葉は、私たちの理解の入口です。 何気なく使ってきた呼び名を見直すことは、自然や社会との向き合い方を、少し丁寧にすることにつながるのかもしれません。
12月14日(日)
【コーヒーかすは環境汚染か】
私もコーヒーが欠かせない毎日を送っていますが、その香りの裏側で、淹れ終わった「コーヒーかす」が環境負荷を生む可能性があることをご存じでしょうか。コーヒーかすは有機物の塊で、シンクに流すと分解時に大量の酸素を消費し、水質汚濁の原因になると言われています。家庭では少量でも、カフェなどで大量に排水へ流すと問題が大きくなります。 また、水分を多く含むため可燃ごみとして燃やす際の効率が悪く、埋立ではメタンガス発生の一因にもなり得ます。一方、乾燥させれば脱臭剤として再利用でき、家庭菜園の堆肥にも使えるなど、実は優れた資源でもあります。最近では、家具素材やインクの原料としてアップサイクルされる取り組みも増えています。 大切なのは「捨てる」のではなく「生かす」という視点。毎日飲むコーヒーだからこそ、一杯の後に残るかすにも少しだけ目を向けてみてはいかがでしょうか。その小さな工夫が、環境への確かな一歩につながっていきます。

2025年12月21日 17:30





