書籍売上50冊突破! 出版した本を参考書に、決算審査。
書籍売上50冊突破!AI×地方議員
9月定例会が始まり、決算審査の準備を進めています。
今回、議員全体への決算説明の中で、うれしい報告がありました。
それは、これまで画像PDFで提供されていた決算書や主要な施策の成果、行政資料について、今回からテキスト検索可能なPDFに変更したという内容でした。
私は以前から、予算や決算の資料について、検索・抽出・分析できる形で提供してほしいと一般質問で求めてきました。
つまり、AIで分析しやすいデータにしてほしいという要望です。
今回、それが実現しました。
この変更によって、必要な事業名やキーワード、数字を追う作業が劇的に楽になります。コピーや比較分析もやりやすくなりました。伊勢原市議会では、AIを活用する議員も増えてきたので、願ってもない改善だと思います。
この改善については、議会運営委員会でも、議会資料のペーパーレス化を進めるのであれば、AIで分析可能な資料にしてもらうこともセットで求めていくべきだという意見があり、委員の賛同も得ていました。
AIを使える環境に、資料そのものを変えていくこと。
さらにこの先は、事業ごとに共通のIDを振り、予算・決算・事業内容・根拠法令・評価を一本につなげることです。
この「事業IDによる串刺し」についても、以前から一般質問で提案してきました。
年度ごと、資料ごとに分断されている情報を、同じ事業として追えるようにする。国でも行政事業レビューに「予算事業ID」が付され、事業単位で情報を管理する仕組みが進んでいます。
AIが本当に力を発揮するのは、こうしたデータが整ってからです。
そして今年の決算審査では、自分で書いた『AI×地方議員』を参考書代わりにしながら、実際にAIを使って資料を読み込んでいます。
自分の本を、自分の仕事で使う。
決算内容をAIで分析していると、欲しい情報も見えてきます。
その一つが、予算要求時の積算根拠です。
各部署が予算を要求するときには、単価や数量、対象人数、見積額など、その金額を算出した根拠があります。私は以前から、こうした積算根拠も予算審査資料に載せてほしいと求めています。
予算時点の積算根拠と、決算時の実際の執行額や実績を照らし合わせることができれば、どこに差が出たのか、その理由は何かまで、より詳しく分析できます。
積算根拠 → 予算要求額 → 予算額 → 執行額 → 決算額
予算の積算から決算審査までを、長い一本の線で見る。
そこまでデータがつながれば、AIを使った審査の精度はさらに上がるはずです。
しかし、今回のテキスト化は大きな前進です。
でも、まだ道半ば。
この件は、次回の一般質問でも取り上げる予定です。
2026年09月06日 20:00