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厚生常任委員会県外調査二日目(北海道)/札幌市子ども発達支援総合センターちくたく(札幌市)/北海道医療大学(当別町)

昨日から3日間、厚生常任委員会県外調査が行われ、北海道に来ています。


厚生常任委員会は、所管事項が非常に幅広くありますが、今回の視察調査内容は、以下の通りです。

(1)社会福祉に関する事項について

(2)次世代育成に関する事項について

(3)保健医療に関する事項について


/昨日は、むかわ町を経由して、浦河町にある社会福祉法人 浦河べてるの家を視察にお伺いしました。


新ひだか町に宿泊し、本日は、札幌市子ども発達支援総合センターちくたく(札幌市)、北海道医療大学(当別町)に視察にお伺いします。3日目となる明日は、社会福祉法人 ゆうゆう(当別町)を視察し、(農福連携施設)ぺこぺこのはたけ にて、昼食をとる予定です。


昨日の視察においても、本県の施策に対する委員会審査の参考に資するものでありました。


【札幌市子ども発達支援総合センターちくたく(札幌市)】:

札幌市子ども発達支援センターは、お子さんの身体や心の発達、情緒面や行動面の問題に対して、医療・福祉の一元的な支援を目指すために、複数の施設が集まった複合施設です。児童精神科・肢体不自由児などを対象にした小児科、整形外科を持つ医療部門に加え、児童心理治療施設、福祉型障害児入所施設の入所部門、就学前のお子さんのための通所部門として児童発達支援センター(医療型・福祉型)があります。それぞれの部門が協働しながら一人ひとりのお子さんに対して必要な支援を考えていく施設です。

愛称”ちくたく”については、「心・知をはぐくむ(知育)」、「体をはぐくむ(体育)」を愛らしく表現したもの。時計の秒針のイメージで、ゆっくり、少しづつでも成長してほしいという意味も込められています。


多様な視点による適切かつ高度な支援の提供と関係機関の連携による市内全体の子ども支援体制の向上をコンセプトに、心身医療、発達医療、自閉症児支援、発達支援など診療所や入所施設等、8つの施設で構成されています。併せて、ワンステップ窓口、「相談受付窓口(地域支援室)」を設けることで、関係機関のコーディネイトをし、総合的かつ高度な支援体制を提供することが可能となります。


本県においても、子ども・子育てを支える社会環境の整備を進めるため、自立に困難を抱える青少年や障害児の発達支援、相談支援、療育支援などを推進しており、同センターの取組などについて調査することにより、今後の委員会審査の参考に資するものです。


【北欧の風 道の駅とうべつ】:

昼食は「北欧の風 道の駅とうべつ」にて取りました。この道の駅の運営は、「地域商社tobe〈トゥビィー〉」が行なっています。TOBEST〈トーベスト〉はtobeが発信するブランド名。当別の旬のおいしさや楽しい企画を提供してします。


当別町の道の駅「北欧の風 道の駅とうべつ」は、国道337号の札幌大橋からすぐのところにある札幌都心部から一番近い道の駅で、姉妹都市であるスウェーデン王国レクサンド市がある北欧風のベンガラ色に大きな三角屋根の外観が特徴です。

館内には北海道イタリアンの提唱者である「テルツィーナ」の堀川秀樹シェフが手掛けるレストラン「カフェテルツィーナ」、町内事業者によるテイクアウトコーナー、地元の農業者が運営する新鮮野菜の農産物直売所、地元や姉妹都市の加工品が並ぶ地域特産品コーナー「TOBEST SHOP(トーベストショップ)」、もち処一久大福堂プロデュースの地元の米を使った団子コーナー「SWEETS」など、地元素材を活かした「食」にこだわった施設となっているとのことでした。


【学校法人 東日本学園 北海道医療大学(石狩群当別町)】:

北海道医療大学は、地域医療へ貢献する専門職業人の育成を社会的使命として、1974年に設立されました。これまで、2万人を超える卒業生が全国の医療機関で活躍していることから、社会的評価も高く、近年は、海外との学部間交流協定を積極的に行ったり、厚生労働省の方針に対応した「地域包括ケアセンター」の開設、社会医療法人(病院)との連携、学生の実践教育の強化を図るとともに、切れ目のない地域医療体制の実現を目指しています。


(概要説明)

1、多職種が連携し、地域を支える医療のために=地域包括ケアセンターについて=

説明者: 長原利明 事務局長

2、医療機関(社会医療法人)、企業(北洋銀行)との産学連携の実施内容、及びその成果について

説明者: 学術交流推進部 小野寺貴洋 様

3、自治体(当別町他)、教育機関(国内外)、団体(社会福祉法人ゆうゆう等)等との連携・交流の実施内容、及び、その成果について

説明者: 学術交流推進部 小野寺貴洋 様


(学内見学)

1、多職種連携実習室(歯学部棟)

2、ビューラウンジ(中央講義棟)

3、北方系伝統薬物研究センター及び薬用植物園


本県においても、保健・医療・福祉人材の育成と確保・定着のため、それに応じた施策を推進するとともに、県立保健福祉大学とも、協力して医師などの育成・確保・定着対策も推進していることから、同大学の取組などを調査することにより、今後の委員会審査の参考に資するものです。


【写真】: 厚生常任委員会県外調査二日目(北海道)/札幌市子ども発達支援総合センターちくたく(札幌市)/北欧の風 道の駅とうべつ/北海道医療大学(当別町)

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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

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