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テレワークの取組の重要性について

テレワークの取組の重要性については、これまでも県政順位第一位の総務政策常任委員会を中心にかなりの回数、取上げてきました。平成30年第一回定例会の本会議質問で、黒岩知事に対して、テレワークの取組について質問を行いました。


「テレワークの実践については、制度だけをつくっても成功しない。重要なのは、組織風土の醸成である。テレワーク成功の鍵を握るのは、管理職層への対策である。来年度(平成30年度)においては、担当局長を含めた全ての局長がテレワークを体験し、また、局長以外の幹部職員、あわせて、知事も実施してほしい。」と強く要望しました。


私の要望(再質問)に対しての知事答弁は「来年度は年間を通じて全ての職員がテレワークを利用できることとする。全ての局長、担当局長を初め、管理職が在宅勤務やサテライトオフィスを行うなど、幹部職員の理解促進を図り、テレワークの定着、浸透を図る。」としながらも「私(黒岩知事)もテレワークという話だが、私自身、実は24時間、常に連絡が入り、即座に判断することがいつも求められているので、テレワークをあえてはしない」という旨の答弁でした。


危機管理というのは、日頃の準備があってこそです。私は「24時間テレワークみたいなものだから、あえてはそんなことはしない」ということだから、このようなことになったのではないかと思います。


※ 4月1日の首都圏9首長参加の新型コロナウイルスへの協議(テレビ会議)は、内閣府が構築した「中央防災無線網」システムです。無線網は、国の機関や都道府県、一部の政令市などを繋ぎ、地上マイクロ無線回線と光ケーブルの2系統で結ばれている。大規模災害などの際には、欠かせないシステム(内閣府)


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(毎日新聞 地方版 2020/04/03)

新型コロナウイルスへの対応を協議するため、首都圏自治体の9首長間で行われたテレビ会議で、黒岩祐治知事の発言が他の自治体に聞こえないなどの通信トラブルが相次いだ。回線の不具合が原因とみられるが、詳しい原因は不明。危機管理の観点から「本番なのにこの状況はまずい」(県内政令市関係者)との声も上がる。

黒岩氏は1日夜、東京、千葉、埼玉、神奈川の4都県と、横浜、川崎、相模原、千葉、さいたまの5政令市の首長が参加した緊急テレビ会議に参加した。会議は約40分間行われ、緊急メッセージを発出した。

この会議で、トラブルは起きた。横浜市役所の画面には9首長が映し出されていたが、時折黒岩氏が映る画面のみが青色一色に。県庁の災害対策本部室に詰める黒岩氏の発言場面では音声が途切れ、座長の福田紀彦・川崎市長が「黒岩知事、ちょっと皆さんに聞こえていないようですが……」と呼びかける事態となった。

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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

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