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本日、令和3年第一回神奈川県議会定例会(予算議会初日)

本日、令和3年第一回神奈川県議会定例会(予算議会初日)です。


1 議案上程、知事提案説明
2 補正予算案の委員会付託(本日中に審議し採決)


只今、総務政策、厚生、産業労働が開かれて、補正予算案の審査が行われています。委員会採決、議会運営委員会(2回目)を経て、本日中に本会議が再開され、採決となる見込みです。終了予定時刻は未定ですが、コロナに関わる補正予算をしっかりと成立させることを目指します。


※ 本日の本会議の会議録署名議員として、私も議長から指名を受けました。


=黒岩知事予算提案説明(一部抜粋)=
令和3年度の当初予算編成は、1,100億円の財源不足からスタートしました。その後、歳入面では、地方交付税等の増額や、超過課税の延長をお認めいただいたことによる増収が見込めたものの、新型コロナウイルス感染症への対応など、追加の財政需要が生じました。
このため、県主催イベントや国外派遣の原則中止・延期等といった徹底した事業見直しに加え、令和2年度中の県税等の減収を補うための減収補塡債の発行などにより確保した財源を活用したものの、なお財源不足を解消することができず、財政調整基金を取り崩すことにより、ようやく収支を均衡させることができました。
なお、減収補塡債については、これまで対象となっていなかった税目も対象とするよう、議会の皆様のご支援をいただきながら、国に要望を続けたことなどから、地方消費税などの税目について新たに減収補塡債の発行対象となりました。
令和2年度は、この減収補塡債に加え、新たに創設された、使用料や手数料収入の減少などを対象にした特別減収対策債を発行し、令和3年度は、臨時財政対策債について、前年度比で倍増を見込むなど、制度上認められる県債を最大限発行することで何とか財源を確保しています。
こうしたことから、県債の年度末現在高については、令和2年度末には、平成26年度以来6年ぶりに増加に転じる見込みであり、臨時財政対策債の年度末現在高は、令和元年度に初めて減少に転じましたが、3年度の大量発行により再び増加する見込みです。
このように、令和3年度予算は、実質的には当該年度中の歳入で歳出を賄えず、減収補塡債や財政調整基金などの臨時的な財源でようやく収支を均衡させることができたものであり、本県財政は依然として危機的な状況にあります。
また、今後を見通しますと、新型コロナウイルス感染症への対応に加え、急速な高齢化などに伴い、介護・医療・児童関係費の増加が確実に見込まれ、税収の動向も不透明であることから、厳しい財政状況が続くものと見込まれます。
こうした状況ではありますが、全庁コロナ・シフトの考え方に基づき、徹底した事業見直しにより、限られた人的資源や財源を新型コロナウイルス感染症への対応に重点的に配分するとともに、水防災戦略や新まなびや計画、市町村に対する支援など、県民生活に直結する事業は着実に推進していきたいと考えています。
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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

さとう ともかず

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