• このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を印刷

スウェーデン王国・ヴェストラジョータランド県公式訪問4(11月8日)

11月8日(水)
8:30~10:00
○イェーテボリ市プレゼンテーション①
 ・会 場 Gamlestads Torg 7 41512
 ・説明者 ヨハン・オドフソン ディレクター、イングリッド・アンドレアエ就学前理事会議長
 ・詳 細 8:30~9:00 歓迎セレモニー、講師紹介
9:15~9:15 子どもの発達と学びについて
9:15~9:30 休憩
9:30~9:45 全ての子どもの教育の権利について
9:45~10:00 家庭指向の考えを踏まえた早期介入について
10:30~11:30
○オーログスヴァーゲン幼稚園視察(現地調査)
 ・会 場 Örlogsvägen 20, 426 71 Västra Frölunda
 ・説明者 カタリーナ・セリン園長、シャーロット・ガイガー教諭
12:00~13:00
○ヴェストラジョータランド県議会議長表敬・昼食会
 ・会 場 Volvo Museum Arendals Skans, 405 08 Göteborg
 ・説明者 レネ・ベングトソン県議会議長ほか関係者
13:00~14:00
○ヴェストラジョータランド県議会プレゼンテーション
 ・会 場 Volvo Museum Arendals Skans, 405 08 Göteborg
 ・説明者 アン・エクベルグ・ジャンソン研究開発長
14:30~16:30
○アグレンスカ国立難病センター視察
 ・会 場 Lillövägen, Lilla Amundön, Hovås
 ・説明者 アンダース・オラウソン アグレンスカ財団理事長
===

==
〇スウェーデンのプレスクールについて
・1975 年に幼保一元化を実現。1985 年には親の就労の有無にかかわらず、就学前の保育を保障すべきとの法案を可決し、待機児童問題を克服。1996 年には保育事業を社会福祉省から教育省に移管し、főrskola (就学前学校)として子どもの育つ権利、教育を受ける権利を保障した。
・6歳児は1年間、基礎学校(小学校)の中にある就学前クラスに通い、多くは、就学前クラスの前後に基礎学校内にある学童保育を利用している。
・保育料は、1日3時間(年間525 時間)は無償で、余剰分は親の収入に応じて変動するものの、実際には児童手当でほぼ賄える程度。
〇スウェーデンの教育制度について
・6歳のプレスクールから始まり、基礎学校9年、高校3年、大学3年で、義務教育は、プレスクール、基礎学校の10 年間で、全て入学金や学費が無料。さらに基礎学校在学中は給食費、教科書代や学用品代も基本的に無料。
・奨学金制度など学生を支援する制度も充実していて、高校卒業後に数年間働いた後、大学で学ぶ学生も少なくない。
〇子育て施策について
・子どもが8歳までは労働時間を最大25%まで短縮できるという制度があり、1日6時間(週30 時間)が一つの目安になっている。
・子どもが8歳までに1年10 か月の育児休暇が取得でき、このうち390 日間は給与の80%が、残りの90 日間は1日約2000 円が支給される。父親の育児休暇は90 日間取得が可能で、90%以上の父親が取得している。
・また、子どもが12 歳になるまでは、一人の子どもにつき最長で年間120 日間の看護休暇の取得が可能であり、給与の80%が支給される。
・保育園をプレスクールにしたことにより、保育士のステータスが押し上げられ、保育士の給与も25~32 万円と、一般的な職業の水準に引き上げられた。
==

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を印刷

県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

さとう ともかず

佐藤知一

プロフィールを見る

BLOG

佐藤知一の政治の村ブログ

一覧へ